おはようございます。
新NISAの枠は1人1800万円までですが、夫婦だと3600万円になりますので、資産形成に与えるインパクトは大きくなります。
実際のところ、20代〜30代の比較的若い夫婦であれば、新NISAの枠をインデックスファンドで埋めることに集中するだけで資産形成は終了です。
夫婦で新NISAの枠を3600万円埋めきれば、それだけで資産形成は終了ですよね。
何で埋めるかですが、オススメはオルカンやS&P500などの全世界株もしくは米国株インデックスファンドです。
配当が欲しければVTやVOO買っとけばOKですね。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) April 7, 2024
私たち個人投資家の最大の武器は「時間」です。
あとは、機関投資家のように毎年結果を出す必要がないことですね。
若い人は今後30年〜40年かけてゆっくりと資産の成長を見守ることができるので、それだけで有利な状況に立っているのです。
【新NISA・20代〜30代のケース】夫婦で3600万円分オルカンか楽天・オールカントリーを買えば資産形成は終わりです
年齢が若いことは資産形成における最強の武器
資産形成においては、「現時点で若い」ということが最強の武器になります。
学業でも仕事でも若い時はスキルに乏しく、手持ち武器がほとんどない最弱状態で始まるのが普通です。
ところが、投資の世界では「若いだけで最強の武器」を保有している状態から始めることができるのです。
それだけ「複利効果は偉大」ということですね(下図参照)。
超天才物理学者アインシュタインが「複利は人生最大の発明である」という名言を残していますが、まさにその通りなのです。
私たち個人投資家は、銘柄選択や売買タイミングを見極めるスキルを持ち合わせません。
よって、できるだけ若い時期から投資を始めて有利な状況に立つ必要があるのです。
素直に「オルカン」だけ購入して複利効果を活かせばOK
初心者の株式投資では、銘柄選択よりもできるだけ若いうちから始めて長く運用し続けることの方がはるかに重要です。
ぶっちゃけた話、20代から投資を始めて40年以上運用するのであれば、銘柄選択などどうでもよく、オルカンやS&P500などのインデックスファンドを買うだけで十分な成果は出ます。
余計なことであれこれ悩むよりも、「投資はインデックスファンド一本」と決めてしまい、後は仕事を頑張って入金力を増やした方が効率がよいでしょう。
投資の悩みの大半って「何を買うか?」「いつ買うか?」から来るので、その悩みが解消されるだけでもだいぶストレスフリーで投資できるようになります。
あとは「他人と比較しない」のが最大のコツですね。
オルカンはあくまで市場平均狙いなので、同時期に必ず自分より儲かっている人がいることになります。
そういう外部の声は無視した方が精神衛生上良いでしょう。
夫婦で3600万円、全て全世界株インデックスファンドで埋めたら資産形成は終わり
新NISAの枠は夫婦合わせて3600万円もあります。
3600万円と聞くと途方もない金額に聞こえますが、幸い新NISAはいつまでに投資しなければならないという期限がありません。
資金力のある人ははじめの5年で全ての枠を埋めてしまうのかもしれませんが、大半の方は20年くらいかけてゆっくり使うのが現実的でしょう。
今30歳の夫婦だとすると、積立投資が終わるのが50歳になりますが、30歳時に投資した分はすでに20年分の複利効果が働いています。
60歳まで運用すれば、30歳時の投資した分には30年分の複利効果が、50歳時に投資した分でも10年間の複利効果が働きます。
欲を言えば、できるだけ若いうちに積立金額をアップできると有利になります。
同じ年100万円の積立でも、30歳時の100万円は50歳時の100万円より大きく育つ可能性が高いということです。
でも、100万円から引き出せる価値も30歳の時の方が大きそうなので、悩ましい決断にはなりますね。
まとめ
若い人ほど30年〜40年と長く運用できるので、シンプルに「オルカン一本」のポートフォリオでOKです。
高齢スタートだと投資可能年数が短くなるので、どうしても不確実性が高くなりますね。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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