≪私の記録 321≫ 強制退職 ③

そうだ!!

ホテルの担当の人に電話してみよう

  このお店、
  ホテル内にある

  そのホテルの社員が、
  この店の担当になっている

担当のかたは、
とても物分かりのいいひと

これまでのいきさつも、
すべて知っている

が、私が辞めたいという話は
料理長から行った話だったので、
全く違うように伝わっていた

まぁ、
私が悪いことになっていると思われる

そしてなんと、
ホテルの担当の人は、
私の病気のことも知っていた

料理長、そこまで話したのか...

まぁ、それならそれで
手っ取り早いか

で、最終的に、

「あしたから、
 (職場には)行かない方向で...」

という話に落ち着いた

担当の人は、会社の人間

完全に料理長側につくと思っていたが、
私の力になってくれた

ありがたい

きっと、
このお店の体質を知っているから

そして、
これまでも何十人もの人たちが
こうして辞めていったのだと
想像がつく

とりあえず、正月はゆっくり過ごせる

とにかく今は、身体を休めたい

来年は引っ越し...なんてことに
なるかもしれないし

  両親に
  「出ていけ!!」と云われてから、
  なんとも居心地が悪い

  一日でも早くこの家から出たい

ここの求人広告、
お店の名前で出ていたら、
絶対、面接行っていない

ここの募集広告は
もう何度も目にしていたし、
人の出入り(従業員の入退職)が
激しいのも感じていたし、
同じ“外食”という分野でも、
やりたい業種ではなかったし...

ホテルの名前で募集が出ていたから、
それに騙された

...というところ

今回、
ホテルの名前で募集広告を出したのは、
きっとお店の名前だと
誰も応募しないからだと思う

小さな街だから、
結局こうなるんだよね

まぁ、いろいろ勉強になったよ


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Source: りかこの乳がん体験記

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