おはようございます。
投資を始めたばかりの方は、
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のように、まずは1つの指数、1つの商品に集中投資して含み益を積み上げることをオススメします。
含み益が増えれば増えるほど、精神的に落ち着いて相場に臨めるようになることは、あまり指摘されませんが絶大なメリットがありますね。
長期分散投資はプラスサムゲームなので、ゆったりと落ち着いて相場と付き合っていけば、勝てる確率は非常に高いです。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) April 11, 2024
その理由としては、
1. 課税口座の場合、含み益が増えると売却時の税金支払いが増えるので、心理的に売りづらくなりホールド力が高まること
2. 暴落が来てもマイナスに転落する可能性が低くなるため、精神的に落ち着いて相場に臨めること
などが挙げられます。
以下で詳しく見ていきましょう。
eMAXIS Slimオルカンや楽天・オールカントリーに集中投資して含み益を積み上げよう!含み益効果でホールド力アップ、暴落時のメンタルも安定。
初期の頃はeMAXIS SlimオルカンやS&P500に集中投資して含み益を積み上げる戦略がオススメ
投資を始めたばかりの時期に、いきなりあれもこれもと様々な投資信託を買いたがる人がいますが、あまりオススメしません。
投資商品が分散すると、1つ1つのファンドに投入できる金額が少なくなるため、強固な「含み益バリア」を築くのが遅くなります。
また、初期の頃にあれもこれも買うと、大抵は「商品Aより商品Bの方がパフォーマンスがいいじゃん。そっちに全部乗り換えようかな」といった余計な欲が生じます。
ある時期に絶好調なファンドであっても、未来永劫絶好調が続くということはありえず、好不調の波が必ずあります。
1つのファンドに絞って集中投資することで、投資方針がぶれるのを防ぎ、初心者にありがちなミスを防ぐことができます。
課税口座の場合、含み益効果でガチホ力がアップする
以前にもご紹介した私のiDeCo口座の資産状況です。
iDeCoの場合は非課税なので、老後に売却しても税金の支払いは生じません。
しかし、これが特定口座などの課税口座ならどうでしょうか?
売却益の約2割は税金で徴収されますので、このケースだと、「含み益 750万円 x 0.2 = 約150万円」の支払いが生じます。
もちろん、最終的には現金化して使わなければ意味がありませんが、売るのをちょっと躊躇してしまう税金の支払額ですよね。
このように、含み益が積み重なることによって、税金の支払いが増えますので、売る心理的抵抗が高まり、ますますホールド力が高まるのです。
暴落が来ても大丈夫という精神的なゆとりが重要
1つの商品の含み益を積み上げることのもう1つのメリットは、「暴落耐性が強くなること」です。
以下は過去の世界的な暴落局面をまとめた図です。
1929年の世界大恐慌は一番派手ですが、さすがに昔すぎて、今とは社会情勢も金融市場の状況も大きく異なるため参考になりません。
私たち個人投資家が参考にしたいのは、2000年の「ITバブル崩壊」、2007年の「世界金融危機」、2020年の「コロナショック」あたりですね。
これらの最大下落幅を知っておくことは、暴落耐性を高めるうえで意味があります。
コロナショック程度の約20%くらいの下落は5〜10年に1度くらいは起こり得ると考えておいた方がよいでしょう。
ITバブル崩壊やリーマンショックのようなマイナス40%〜50%という暴落はさすがに頻度が下がりますが、長い投資人生で1度や2度は覚悟しておいた方がよさそうです。
裏を返せば、オルカンやS&P500に投資し続けてダブルバガーを達成してしまえば、大暴落が来ても損失に転落するリスクはかなり低くなり、精神的に落ち着いて相場に臨めることになります。
まとめ
投資を始めたばかりの方は、まずは1つの指数、1つの商品に集中投資をして、早く含み益バリアを積み上げることをオススメします。
含み益が積み重なることでホールド力が高まり、暴落時にも落ち着いて相場に臨めるという大きなメリットがあるからです。
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