“捨てること”は、自分の死を認めることだった。

その他

最近、なにかと“捨て”に入っている人生

  ☆詳しくは下記へ

人生、誰もが終わりを迎えるわけで...

人間、いつかは必ず死ぬわけで...

がんを告知されて、
たぶんほとんどの人が、

「私、死ぬの?」

そう思ったはずだ

私も5年近く
胸のしこりを放置していたこともあり、
がんを告知されたときは、

「もう長くはない」

そう感じていた

「ならば、
 持ち物の処分をしなければ...」

私が死んでしまえば、
私物は不要になる

その後片付けは
両親がする羽目になる

そこまで迷惑はかけられない

「少しは生きられるはずだから
 すべてを捨てるわけにはいかないけれど、
 ある程度のものは処分しなきゃ...」

そう思った

が、整理する気持ちにはなれなかった

なにから手をつけていいのか...

というよりは、
“捨てる”ということは、

「私はまもなく死ぬんだ...」

という思いが強く働く

「いや、まだまだ生きる!!
 だから、物を捨てるのはやめよう」

結局、その思いに至った

が、それは“生への強い意志”というよりは、

“捨てるのが怖いから”
“捨てるのは、死を認めることだから”

...という、現実逃避だった

話を聞くと、いろいろな人がいる

「私はがんになったとき、
 ほとんどのものを捨てた」

という人

「結局、何年も生きて、
 捨てたことを後悔した」

と、笑い話にしていた

がんがわかって、
すぐに物を捨てまくったその女性を
私は尊敬した

私はそんな気持ちにはなれなかったから

でも今ならどうだろう...

一度あんな思いをしている

腹を括る覚悟はしやすいだろうか

まぁ、こればかりは
そのときにならないとわからない

人間、気持ちは変わってゆくもの

環境も変化してゆくというものだ

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Source: りかこの乳がん体験記

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