一生つきあっていくものが多すぎる ~乳がんの置き土産~

その他

気温、15℃前後

天気、曇りまたは雨

こんな天候が続くと、
さすがに家の中が冷えてくる

...ということで、今朝はとうとう
先日隣の部屋へ追いやった暖房を
引っ張り出してくる

2024/06/24 暖房の朝

部屋の中は、
扇風機と暖房器具のせめぎあい

なんとも複雑な季節である

そんなこんなで、
私はこの気温差でまたまた体調不良だ

さて...

乳がん歴、17年

術後、ホルモン療法と
放射線治療を受けたわけだが...

その放射線治療

治療中はもちろんやけど状態

皮膚は赤茶色く焼け焦げ、
痛みや痒みが出た

その痒みや痛みが収まってから約1か月後、
収まったはずの痒みが復活

“激かゆ“”に陥った

  ※激しく痛むことは“激痛”

   では、激しく痒いことはなんと言う?

   ...ということで、
   ここでは“激かゆ”ということにする

主治医に伝えると、
放射線科ではなく皮膚科を紹介される

「え? 皮膚科?」

母も当時、
放射線治療を受けていた

母の場合は、
放射線科で塗り薬を出してもらっていた

なので私も
放射線科に行くものだと思っていた

が、この場合、
かかる科はやはり“皮膚科”になる

手術で汚くなったおっぱい

切除したせいでまだ腫れている

形もいびつ

乳輪の色も炭のように真っ黒のまま

おまけに皮膚は、
放射線治療で茶色く焦げている

主治医だけではなく、
ほかの医師や研修医、看護師さんたち、
放射線の技師のひとたち...

「これまで何十人のひとに
 この汚いおっぱいを見られただろう。
 もうこれ以上、誰にも見られたくない」

と、私は皮膚科に行くことはなかった

その痒み、どれくらい我慢しただろう、
1か月ほどだっただろうか

収まってくれたので、
ほっとしたのだが...

それから10年

再び乳房が痒くなりはじめた

「すぐに収まるだろう」

と、気にも留めていなかった

が、
それから6年3か月続いた謎の痒み

「皮膚科に行かなければ...」

と、
ようやく思い腰を上げたのが昨年末

    ☆そのときの記事 ⇩

    ☆関連記事 ⇩

もうあのときの薬は、ほぼ使い切った

2023/12/14 痒み止め

    ⇧ 出してもらった薬

痒みは収まったか...と聞かれれば、
収まってはいない

皮膚科の先生の見立てでは、

「痒みは皮膚ではくて、“中”」

言われてみれば、
そんな気もするし、
しないような気もするし...

が、一応塗り薬を出してくれた

「痒みは、数日で効果が現れます。
 なので痒みが収まらなかったら、
 来週また来て。
 そのときは飲み薬にしましょう」

とのことだった

残念ながら、
出してもらった軟膏は効果がなく...

が、私は再び
皮膚科を受診することはなかった

理由は、

「飲み薬は飲みたくないから」

それに、
その薬が効くかどうかもわからない

次から次へと
効果の出る薬を試すのも嫌だった

なにより、そのとき、
股関節の病気がわかって5か月後

通院のために歩くのもしんどかった

――そして、今に至る

皮膚科で薬をもらってから半年

痒みはある

“激かゆ”というほどではないので、
とりあえず
このまま生きていこうと思う

これも乳がんの置き土産か...

いや、終わったわけではない乳がん

“置き土産”というには
少し違うか...

それにしても“乳がん”というものは、
様々な禍根を残す病だ

まぁ、
一生つきあっていくしかないのだが...

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 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から

 
Source: りかこの乳がん体験記

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