人工血液 考

いや、これ、、何年か前に、自衛隊が常温保存で全適対応を開発できたと実用化はもうすぐとか聞いていたんで、、もう「済み」かと、、思っていましたが、、

奈良県立医科大学は、輸血用の血液を人工的に作ることに成功したと発表しました。

奈良県立医科大学 酒井宏水 教授
海外を見渡しても、現在使えるものはまずない。人類の健康福祉に貢献できるのではないかと」

奈良県立医科大学が開発したのは、血液の中でも酸素の運搬をつかさどる「赤血球」の開発です。

製造工程はこうです。保存期限が切れて廃棄せざるをえない「献血」(赤血球製剤)から、ヘモグロビンだけを抽出。それを脂質の膜で包み、カプセル状にすることで、人の血管に流すことができるといいます。

人工赤血球は血液型を問わずに誰にでも投与でき、通常の赤血球の保管期限が4週間であるのに比べて、人工赤血球は常温で2年間保管することができます。

>脂質の膜で包み、カプセル状にする

コレ、元々防衛医大の開発したヤツです。

違いは、、

奈良県立医大は、廃棄血液ヘモグロビンだけから作る、、

防衛医大は、、人工の血小板と赤血球からなる、、

止血考えたら、、

防衛医大の方が良いですね。

それに献血者がいなくなっても製造できる。

廃棄血液は有限ですからね。

つーか防衛医大のモノで、献血を慌てなくて良いというコトです。

血液保存の為の冷蔵施設や設備も不要ですからね。
まぁ、少なくとも、“脂質の膜”つまりリポソーム加工は、防衛医大のアイディアです。
2019年9月11日


 防衛医大などは大量出血した負傷者を救命する人工血液を開発した。ウサギの実験で成功した。人工血液を素早く輸血できれば、大けがによる死者を減らせるという。論文を米輸血学誌に発表した。

 チームが開発した血液は、人工の血小板と赤血球からなる。それぞれリポソームという細胞膜成分で作った微小な袋に、止血成分と酸素を運ぶ成分を詰めた。重篤な出血状態のウサギで試したところ、10羽中6羽が助かり、本物の血液を輸血した場合と同程度だったという。血液が固まるなどの副作用もなかった。

 常温で1年以上保存でき、血液型を問わない。このため、実用化されれば、病院に着く前に事故現場で輸血でき、救命率が上がる。研究チームの木下学・防衛医大准教授は「離島など十分に血液を準備できない地域もある。人工血液でこれまで救えなかった命を救える」と話している。

>海外を見渡しても、現在使えるものはまずない。

海外には無いが国内には元々あったというオチですかね??

それか「廃棄血液からヘモグロビンのリポソーム化は奈良県立医科大だけだぁぁ」かもです。

取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2

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