そろそろ表通りに出て行こう。

医療機関

じゃあ、往診してもいいですか?

 

なんかシランケド、希望もしてない検査が必要らしい。

その検査が無かったら施設利用はできないそうだ。。。

検査より医者の診察の方が大切かなって思ってたずねてみた、、

 

 

先生、実は面会もダメなんですよ。

誤類なんですよ、、、、誤類、、、

だから、、、やっぱり、、、

利用者さんになんかあっても、往診も、、?

医師の診察も、、やっぱり、、、う、、ん?

施設長に聴いてきます。

 

現場の看護師さんや相談員さんは全く悪くない。

悪いのは、この現実に関心を持たないことだ。

 

 

いよいよを思ってお家に帰ってきた。

ご本人もご家族もそれを望んでのこと。

 

腹臥位や注入量の調整なんかで、

医療依存度を下げ、医療から離れて、

ぶっちゃけ、やっぱ、寿命が延びてきた。

手に入らなかったはずの時間が手に入った。

 

そんな時、やっぱりすべての人に権利のある、

介護保険サービスを利用することになるのだが。

 

サービス利用時の急変対応に関して、

最近、アチコチの介護保険関連施設と、

ミーティングを持つことが増えている。

 

どのショートステイだって、

どのデイサービスだって、

僕と出逢って頂いた患者さんの暮らしだ。

 

責任もって、保険点数は度外視しても、

診に行こうと思ってる。で、冒頭の話だ。

 

残念ながら、、あまり言いたくないが、、

ご利用者さん優先でなく施設保護優先だ。

医師の診察より検査至上主義に戻りつつある。

それは、ホンマのとこ施設職員は全く悪くない。

悪いのは、これに無関心な社会だ。

施設の自助努力ではもう無理だ。

 

考えてみて欲しい。

想像してみて欲しい。

人生の最終段階において、

逢いたい人に逢いたい時に逢えなくなる現実を。

 

ぶっちゃけ、むごくないか?ひどくないか?

そろそろ真剣に自分事として、

施設ザイタクのこと考えよう。

 

 

僕、ショートステイ中になんかあったら、

電話くれたら、すぐ往診しちゃいますけど。

あきませんか?バイキンマンの僕はダメですか?

この質問だけで、ビックリされるこの状況。更には、、

こういった担当者会議に医者はあんまり出ないそうだ。

 

僕らの社会が僕らの手で無関心を止める時だ。と思う。

 

やはり、そろそろ、、、

路地裏やなくて表通りに出て行こう。

良かったら聴いてください。

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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