午前6時
空にはうろこ雲
“うろこ雲”と言えば、
雨を知らせる雲
そういえば、あしたは雨の予報だ
どんどん迫ってくるうろこ雲が
なんだか美しくもあり...
これほど短時間で変化をする雲
不思議だ...
それでも
朝一から素敵な空を観られたので
ありがたい
そして私は――
新型コロナウイルス発症から1か月
久し振りに見た数字
36.5℃を切るのは、
なかなかない
ようやく身体が
“普通”になってきたのだろう
が、まだ37℃の微熱は出る
咳もほんの少し残っている
味覚はほぼ戻ったのだが、
「この地域で売っているヨーグルトの中で
一番おいしい」
と思っている、
朝食で摂っているヨーグルトが
未だにおいしく感じらない
体重もまだ戻りきっていない
まぁ、それでも確実に、
身体が元に戻っている感じは受ける
熱と咳と吐き気で、
最高に具合が悪かった4日間
「そういえばコロナが出はじめた頃、
“死”も覚悟の感染症だったよな...」
「ウイルスが肺で爆発的に増殖して、
肺炎起こしていたっけ...」
「最悪、“エクモ”なんて機械で、
命を救われた人もいたっけ...」
「亡くなったひとも多かったよな...」
「亡くなってしまった芸能人も
いたよな...」
...と、うなされながら
悪いことばかりが頭を過ぎっていた
さすがに4日を過ぎても
好転しなかったときは、
「私、治るのだろうか...」
そんな不安に襲われた
通常、2~4日で良くなるらしい
それは、なかなか治らないひとや
後遺症に苦しんでいるひとたちを
テレビで観たことがあるから
「私も身体が丈夫なほうじゃないし、
そっち(治らない・後遺症)かもな」
結果、1か月
まだ“完治”とは言えないが、
とりあえずここまできた
8月は丸々潰れた
お盆もなかった
父に、
「コロナに罹ったから
そっちに帰れない」
と電話をしたら、
「なんで(罹った)?」
...って...
いや、こっちが“なんで”だよ
「今、すごく流行っているから
気をつけてね」
と一応父に言ったが、
「おー、そうなのか。
オレの周りでは
誰も罹ってないけどな」
...知らんわ...
というか、テレビであんなに、
「今、コロナ第11波」と、
流行していることを伝えていたのに、
父はそれさえ知らないのか...
が、父に会えないことで
少し安心したことがある
それは股関節
昨年7月18日
奇しくも母の命日
先天性の“臼蓋形成不全”が判明
そこからすでに
“変形性股関節症”に進んでいると
診断を受けた
そのことを父にはまだ話をしていない
いや、話す必要もないと思う
これから“手術”となると、
話さなければならないかもしれないが...
保証人にもなってもらわなければ
ならないか...
やっぱり知られるの、いやだな
保証人は
ほかのひとに頼もうか...
父に限らず、誰かに会えば、
歩かなければならないことになる
走れない
歩くのも遅い
「おかしい」と思われそうだ
それに、どこかに行くとか
そんな話にもなるかもしれない
「“ごめん、私は行けない”
という理由は
どうしたらいいのか...」
と、いつも考える
断ってばかりだと、
なんだかバツが悪い
「いやー、ちょっと足が痛くて...」
という言い訳でも
したほうがいいのかもしれない
そんなことを考えると
いろいろなことが面倒で
誰にも会いたくなくなる
まぁ、“今、自分ができること”を
やっていくしかないな
できれば
周りに迷惑もかけたくないし――
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Source: りかこの乳がん体験記
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