痛み止め、多め。

2.2℃の朝

氷点下が迫ってくる

部屋の中もひんやり21℃

「だ．．．暖房がほしい．．．」

と思いながらもじっと我慢

暖房器具はまだ
クローゼットの中にしまったままだ

そんな日中も、
気温は15℃までしか上がらず

一気に寒くなると身体がついていかない

が、朝から空は美しく．．．

ここのところ、
毎日のように観られるうろこ雲

「秋だなぁ．．．」と、実感する

午後からはひつじ雲が空を覆った

このもこもこ感が
たまらなく好きなのだ

癒やされるひとときである

そして私は、股関節の痛みが強め

　　　　塗る（擦りこむ）タイプの痛み止め

最近あまり使っていなかった痛み止めも
たっぷり使わなければ
痛みが引かない

この薬の注意書きとして、

『1週間で1本は使い切らないでください』

というものがある

たっぷり使えば
痛み軽減の効果を得られる

が、そんなに塗ってしまうと
おそらく1週間はもたない

『1回1錠』と、
決められた用量がないだけに
ちょっと難しい

これまで、痛いときと
あまり痛くないときの波を繰り返してきた

「きっと今は痛いとき。
　また痛くないときが来る」――

そう信じたい

が、痛みの波がはじまると、

「このまま
　痛みが強くなっていくかもしれない」

と、不安になる

痛み止めを塗ったって、
治るわけじゃない

痛み止めを塗ったって、
進行は止められない

確実に、病は進んでいく．．．

「この身体、
　いつまでもつだろう．．．」――

さ、あしたの朝も冷え込みそうだ

今夜は暖房器具、出しておこう

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Source: りかこの乳がん体験記