彩雲(光環)がちらっと観られた午前
このうろこ雲、
天気が崩れそうだ...
天気予報でも、
「夜から雨」と言っていた
「どうか夜までもちますように...」
今年で14回目となる、この街の
『ピンクリボンライトアップ』
お手伝いさせてもらうようになってから、
もう11回目...だろうか
と言っても、
コロナが広まってからは
“お手伝い”はほぼせず
ただ観に行っている状況だ
...ということで、今年も――
例年は、ライトアップは10月の終わり頃
正直、
『ピンクリボン月間』という感覚が
薄れてしまっている
今年は10月に入ってすぐ
しかも今回、
ようやく告知をしてくれたようで、
いつもより人が来ていた
午後6時
気温13℃
初めて暖かなライトアップとなった
来場者には、
パンフレットなども配布している
終わりが近づいた頃、
雨粒がぽつぽつ...
が、なんとか降らずにとどまってくれた
10月のたった1日
たった1時間だけのライトアップ
それでも毎年、
こうして協力してくれているひとたちには
本当に感謝だ
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;
『ピンクリボン運動』とは――
1980年代、アメリカで
乳がんで亡くなった患者の家族が、
「このような悲劇が
繰り返されないために...」
と、願いを込めて作ったリボンが
啓発活動のはじまり
日本では2000年代に入ってから
『ピンクリボン運動』が
認知されるようになった
先進国の中でも、
日本の乳がん検診率は格段に低い
自分の命を守れるのは自分
“早期発見・早期治療”で、
大切な命を守ってほしい
早くにみつけて
早い段階で適切な治療をすれば、
命が救われる可能性はとても高い
大切な乳房も
小さな切除で済むかもしれない
治療も軽くすむかもしれない
治療にかかる費用も
安く済むかもしれない
また元の生活にも戻れる可能性も、
やりたいことも
諦めずに続けられる可能性も
たくさんある
それに、
家族や周囲の人たちが感じてしまう
つらさや悲しみも
最小限で済むかもしれない――
これらの思いは、
乳がんを経験した私の、
そのままの思い
自らしこりをみつけながら、
医師に、
「良性だから
そのままにしておいていい」
と、5年放置させられた経験をした、
私の強い思い
と同時に、
乳がんを経験した、
多くの人たちの思いでもある
後悔のないように
人生は1回しかない
命はひとつしかない
もっと簡単に検査ができれば...
そうしたら、
検診する人も増えるのだろうか
痛みもなく、
恥ずかしい思いもしない検査が...
いや、
「なにかあったら怖いから
検査に行かない」
という声を多く聞く
が、そのまま放っておけば
確実に命に関わってくる
「なにかあったら...」は、
「今、みつかってよかった」と
思わなければならない
きっとそのようなひとは、
1年経っても2年経っても
検診にはいかないのだと思う
それは、「忙しいから行けない」と、
言い訳をしているひとたちと同じように
以前、
乳がんの啓発活動をしているとき、
検診のお声がけをした70代くらいの女性
「だって、
予約しなきゃならないんでしょ?」
と、迷惑そうな声で言葉が返ってきた
驚いた
がん検診は予約は必須
「このひと、乳がんだけではなく、
ほかのがん検診も受けたことないんだな。
このひと、ぜったい検診受ける気ないな。
こうやって検診受けない言い訳
しているだけだな」
そう感じた
わざわざこんなふうに言い返さなくても、
「はい、はい」と
適当に受け流してくれたほうが
よっぽどいい
きっと私は
“乳がん経験者”としてではなく、
一緒に活動をしていた“市の職員”と
思われていたのかもしれないけれど
が、
どんなことを言われても、
嫌な思いをしても、
伝えていかなければならない現実が
ここにはあるのだ――
「予約は必要ないので、
自分の都合のいいときに
検診に行ってください」
そう言ったら、
彼女はなんと答えただろう
「そんな時間ないわ」
とでも言い返して来ただろうか
もちろん、がん検診は
予約しなければ受けられないので
そんなことは言えなかったけれど
嫌な思いをしたことは、
いつまでも覚えているわけで...
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Source: りかこの乳がん体験記
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