根性論・・!?

外科医

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みなさま、こんばんは
2代目ガンちゃん先生です

がんというのは
本当に曲者で、

治療をしても、
その治療が効かなくなって、大きくなろうとする性質
があります

あの手この手で生き延びようとしてきますので
本当に厄介
です

一方で、治療する側としては、
その厄介な性質を超えて、
追いかけて治療できるか問われ続けます

そこにはかなり気合が必要です

たとえば、この方

九州他県から治療に来られている
進行肝臓がんをわずらう方

去年の春に初めて、岩本内科に来られました
前医では治療不能・・・

余命は半年程度の状態

当院で、カテーテルを留置し、
肝動注化学療法New FP療法と
門脈動脈同時塞栓療法
を繰り返し、

治療が奏効し、現在に至ります

治療不能と言われてから、1年半になります

先日の治療でも、
また、がんのもつ厄介な性質と戦いました

肝臓にあるがんは、通常、肝臓の動脈
肝動脈から栄養をもらって大きくなっています

私が行うカテーテル治療では、
この肝臓の動脈からがんの動脈を見つけ
薬を投与するの基本的な治療です

この治療も長くなると
がんは、肝臓の動脈からではなく
べつの動脈から、血液をもらい生き延びようとします

横隔膜の動脈
上中下ある副腎の動脈
腎被膜動脈などなど

この方の場合は、
探してみると、
副腎の動脈から肝臓内のがんが栄養されてました

スライド2

治療する側が
あきらめたらそこで終わり

スライド7
スライド8

追いかける
必ず栄養動脈を見つける
必ず、カテーテルをその栄養動脈に挿入する

そういう根性も、治療には必要だと私は思っています

根性論みたいなのは、あまり流行らないんですけど
気合入れて、腕を磨いていかないと
良い治療ができるようにはなりません

プロフェッショナルというのはそういうことだと思います

今年ももう少しか・・
今年もガンばったなぁと思いつつ、
まだまだ気は抜かずガンばります!

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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