クリスマスにサンタさんを乗せて世界中を飛び回る動物です。
実際には
北極圏周辺の極寒の地に生息しています。
北米ではカリブーと呼ばれます。
日本名のトナカイは
アイヌ語の「トゥナカイ」「トゥナッカイ」に由来します。
最近
気温の上昇により
トナカイの生息数が激減しています。
冬には
立派な角や蹄で雪を掻き分けて下に生えた苔などを食べるのですが、
気温が上昇して
雪が解けて分厚い氷となり
餌が食べられなくなってしまったのです。
これによって
多くのトナカイが餓死しました。
さらに
再び炭疽菌感染症が大流行し
大量死もしています。
(ひかたま:気温上昇で炭疽菌復活)
さらに
個体数が激減(過去3世代(約21年~27年)だけで北極圏周辺の個体数が40%激減。国際自然保護連合(IUCN)2はレッドリストで危急種に指定)しているにもかかわらず
ロシアではトナカイの大量殺処分を行うことも決定しました。
(ひかたま:ロシアでトナカイの大量殺処分計画)
あらゆる面で
過酷な状況にいるトナカイ。
気温がマイナス40℃以下にまでなるような場所で
生きていくには
とても大変です。
極寒の中で生活するために
体には体毛が密集し
毛の内部には空洞があって保温性に優れています。
冷たい空気を体内に取り入れるために
驚くほど効率的な構造をしています。
トナカイの鼻は、
表面積が大きな複雑な構造をしています。
sciencedaily.com
外気温がマイナス40℃にもなる環境にいても
肺に入り込む空気は38℃ほどに加熱されるシステムになっているのです。
鼻から吸い込んだマイナス40℃の空気が
鼻腔内を通るうちにプラス38℃にも上昇するのです。
この80℃近い昇温は、
鼻腔内粘膜から熱を受けてとても効率よく加熱されています。
さらに
そして
吐き出す空気に含まれる水蒸気も最小限にする役割もあります。
赤鼻のトナカイが有名ですが
トナカイの鼻は
とても優れていたのです。
赤鼻のトナカイ
history.com
妻のエヴリンと娘のバーバラと三人でシカゴへ移り、
妻のエブリンががんに侵され生活は困窮していたようです。
彼は会社の上司に
クリスマスにむけての明るい本を書くように依頼されました。
主人公は、トナカイにすることに決めました。
4歳になった彼の娘バーバラが、シカゴ動物園のトナカイが大好きだったのです。
また、
彼は幼少時にいじめられたことから、それも取り入れることにしました。
どんな短所も
長所であることを示したかったのです。
さらに、
霧の日に車を運転していて
トナカイの鼻を光らせるアイデアがひらめきました。
こうして
赤鼻のトナカイの話が出来上がっていきました。
本が完成する前に、
妻エブリンは天国へと旅立ちました。
彼は、物語が完成してすぐに
娘バーバラと妻の両親に聞いてもらいました。
皆
真剣に聞き入っていました。
そのあとすぐに
本は出版され
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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