『あなたの健康を
損なうおそれがあります』――
確かたばこのパッケージに、
こんな文言が書かれていたっけ...
たばこをやめて、まもなく18年
『健康を損なうおそれがある』という
文字を見ながら吸っていた
わかってはいたんだよな、
たばこが身体に悪いことは
が、やめられなかった
いや、
「やめたい」とは思っていた
が、やめるタイミングもなく、
きっかけもなく、
ダラダラと惰性で吸っていた
やめる決心をしたのは、
乳がんになったから
入院する病院は全面禁煙
「やめるのは今しかない」と思った
もし、たばこを吸っていなかったら...
もしかしたら、
乳がんになっていなかったのだろうか
いや、きっとなっていたな
がんのリスクは様々ある
○喫煙
○飲酒
○肥満
○痩せすぎ
○運動不足
○バランスの悪い食事
(肉食、野菜不足など)
○塩分の多い食事
○熱いものの摂りすぎ
○ストレス
○感染(ウイルスなど)
○遺伝(5~10%と少ない)
...などだ
中でも、
○喫煙
○飲酒
○肥満
この3つはやはりリスクが高いようで...
先日アメリカで、このような発表があった
『アルコール飲料のラベルに
がんのリスク表示を』
...と、
アメリカ公衆衛生責任者が勧告をしたというのだ
勧告によると――
がんの原因は、
たばこ、肥満に次いで
3番目がアルコール摂取
アルコールは、
大腸がんや食道がんなど、
少なくとも7種類のがんを
引き起こす可能性があると指摘
その上で、
アルコール飲料のラベルに
『がん発症リスクの警告を
明記すべき』としたほか、
適量な飲酒に関する再評価を要請した
ちなみに、
アメリカでは飲酒関連で
年間10万人近くが死亡し、
約2万人ががんで亡くなっている
...ということだが、
警告表示の義務化には
議会の承認が必要であることや
業界団体の反発も予想され、
実現するかは不透明ということのようだ
もしアメリカで表示が義務化されると、
たぶん日本でも...
世界的にもその方向に進むだろうか
『あなたの健康を
損なうおそれがあります』
との文言を見ながら
たばこを吸っていた私の経験からすると、
本当にお酒が好きで
飲むことを楽しんでいるひとたちには
あまり響かないかも...
とも思う
が、警告があることで、
注意喚起にはなるかもしれない
ただ、製造・販売の側のことを思うと、
どうなのだろう
難しいかもしれない
ちなみに、
『あなたの健康を
損なうおそれがありますので
吸いすぎに注意しましょう』
と、たばこのパッケージに
表示されるようになったのは
1990年6月かららしい
それまでは、
『吸いすぎに注意しましょう』
だけだったようだ
そういえば、
そんな文言だったかもしれない
その当時はどうだったのだろう
この表示をパッケージに入れることで
やはり業界団体からは
反発があったのだろうか
どちらにしても、がんは命に関わる
治療も大変だ
経済的な負担も大きい
がんは“早期発見・早期治療”から
“がん予防”として
動き出している現代
さて、この問題
どちらに結果が出るだろうか――
訴訟の国、アメリカ
昔、
「ハンバーガーを食べすぎて太った」と、
ハンバーガー会社を提訴したという話を
聞いたことがある
ほかにも、商品には
たくさんの注意事項が書かれているとか
(訴えられないように)
アルコールも、
「飲みすぎてがんになった」
と、
訴えられるかもしれないのだろうか...
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Source: りかこの乳がん体験記
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