きのうの朝、母の夢を見た
平日はいつも携帯のアラームを
午前5時50分にセット
が、きのうはいつもより10分遅い、
6時に設定
早朝、熟睡できず、
目が覚めたのは5時47分
「あと13分寝られる...」
と思いながら再び落ちた
母の夢を見たのは、
その6時までの約10分の間
母が亡くなって、9年と7か月
その間、母の夢は
7~8回見ているだろうか
(ブログを遡って確認できた数)
夢の中の母はいつも元気だ
がんで闘病をしているわけでもなく、
余命を告げられたときの、
少し浮腫んでしまった顔でもなく
若々しくて
私がよく知っている姿の母だ
きのうの母は、
あまり“上手”とは言えない料理をしていた
作っていたのは“豚肉の生姜焼き”
夢の中の母は、手際よく
豚肉の薄切りをフライパンで焼いていた
が、焦げ目はついているものの、
なんとなく焼きがあまい
食べてみると、案の定、生焼けだ
「お母さん、
これもこれも焼けてないよ」――
そこで虚しく
携帯のアラームに現実に引き戻される
たった10分の、母との再会だった
前日の夕飯は
ポークジンジャーを作って食べた
だから
こんな夢を見たのだろうか
もう少しだけ、夢の続きが見たかったな
「あぁ、お父さん、
花、咲いてきたね」
春の陽射しを受けながら
庭先に座っていた母
あと2か月しか
命の時間が残っていなかった母の、
あのときの姿が蘇る
想い出はいつも温かい
そして時に残酷だ...
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Source: りかこの乳がん体験記
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