心健やかな選択を 末期がんで大切なこと

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みなさま
おはようございます
２代目ガンちゃん先生です

暑いですね・・・
暑いのに加えて、夏風邪の方も多くて、
調べると、コロナ陽性も目立ちます

喉の痛みのときはコロナの検査もお勧めします

週末、とっても懐かしいイベントがありました

私が医師になって２０年なのですが、
一緒に医師になった学年、卒後２０年の同窓会がありました

一緒に医師になるために過ごした仲間と久しぶりに会えたのは嬉しかったです
思ったほど、みんな老けてなくて・・学生の時にもどったようでした　

同級生の1人は、若くして、教授になった方もいて、お祝いしました
私も、一生懸命それを目指していた一人ですので、、、ちょっと切なくなりました（笑

それは、さておきまして、もっと大切なことを本日もご紹介

本日、ご紹介させていただくのは
すい臓がんで前医で治療を受けて来られ、治療不能と診断された方

九州の他県からご来院されました

すい臓は、数ある癌の中でも難治がんの一つです
この方も全身の抗がん剤治療を受けて来られ、
効果が出らず、厳しくなり
岩本内科に相談いただきました

８０歳を超えるご高齢の方で、
私自身、セカンドオピニオンでは、
ただただ岩本内科での治療をお勧めするという形は取りませんでした

今の状況で、ご本人がいかに心健やかに“今”を過ごせるか
それが一番大切なことです

たとえば、治療不能となり、緩和ケアを選ばれても、
心健やかに、穏やかに過ごせるのであれば、それは素晴らしい選択です

希望を胸に、ガンばって次の治療を探すことで、心健やかに過ごせるならそれも素晴らしい選択だと思います

前医の主治医の先生は、
もう厳しいから、無理せず・・・・
という感じだったみたいで、そういう気持ちも分からなくもないですが、

ご本人は大変落ち込まれていたそうです

もちろん、落ち込むこともある意味、覚悟をするという意味では大切なのですが、
やっぱり、心健やかに、“今”を過ごしていただきたい

ということで、当院で治療をすることに

今のがんの状況を説明し、治療の説明をし、

血管造影を行い、
カテーテルを留置

肝動注化学療法を中心に加療を進めます

治療手技による負担は、ご本人が思っていたほど、というか全然、負担もなく

治療を受けられたことに、まず、心が軽くなったみたいです

そして、私はあきらめずに、出来る限り、がんを小さくさせるために治療を工夫していきます

心健やかに過ごせるか

それが一番大切なことなのです

がんに負けるな、がんのせいで心まで病気にならせるな

心からそう思います

今日も、治療です
さて、ガンばりますか

　　　　　　　　　
　
肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記