MRI検査 ~脳神経外科へ~

その他

1.7℃の空

この気温が続くと、
さすがに部屋の中も冷えてくる

そんな朝は久し振りに青空だ...

2025/10/23 彩 雲

淡い彩雲が眩しい

そして毎朝の体重測定も、
今日は更に減

ステロイドの副作用で
浮腫んでいた身体

水分が抜けてみれば、
さらに体重が落ちていた

ここのところの病院通いで
体力は奪われるし、
耳の病気のことで心労もあり...

身体に力が入らないのは
自覚していた

そして今日は、
先日の耳鼻科からの紹介状を持って
脳神経外科へ

2025/10/16 紹介状

...が、家を出ようと
靴を履こうとした瞬間、
なんと両足が攣るという、
ちょっとした惨事

途中、何度も立ち止まりながら
なんとか病院へ

路上で何度も立ち尽くしている私の姿は、
きっと不審者そのものだっただろう

そして病院に入った瞬間、
まったく動けなくなる

こうなると、痛みとの戦いだ

ただ収まるのを待つしかない

が、収まる気配はない

どうもこれも、
ステロイドの副作用らしい

まさかここまで、
様々な副作用が
現れるとは思ってはいなかった

たぶん、副作用、
コンプリートしたと思われる

MRI検査は30分ほどかかる

「耳の病気で検査に来ているのに、
 これで乳がんの脳転移なんてみつかったら
 シャレにならないな」

と、少しビビりはじめる

思えば母も、脳に転移をした

「母娘、同じ道を歩くのか...」

そんな思いが頭を過ぎる

検査はいつもそうだ

悪い妄想で頭が膨らむ

そうこうしているうち、
あの爆音の中、落ちた

どれくらいだろう、
私は夢の中へ

よほど疲れていたのか...

薬の影響であまり眠れていないのもあるが、
大きな耳鳴りから逃れられないという、
肉体的・精神的な負担が
ずっとのしかかっていたからな

MRI検査が終わると、
再び医師の診察
(検査の前にも看護師による問診や
 医師の診察があった)

「脳は特に変わったことはないですね。
 耳の神経も、
 腫瘍があるということもないです。
 あと、脳の血管も診てみましたが、
 特に異常は見当たりませんね。
 このまま耳の治療を続けてください」

耳の神経はもちろんだが、
脳と血管に問題がないことが
なによりよかった...

清算を済ませると、
病院に来てからすでに3時間越え...

疲れた......

2025/10/23 脳神経外科受診

外へ出ると、天気は一変

雨だ...

あられも降ったらしい

データが入れられた、
A4の封筒を濡らさないよう
抱きかかえて帰宅

「これを無事に
 耳鼻科の先生に届けなければ...」

という、おかしな使命感が湧く

  本日の薬

20225/10/23 本日の薬

  ステロイド減薬期第4弾、2日目

  ステロイド生活もあと2日――

  早く終わりたい...

  【今日の耳の状態】

   ○発症から12日
   ○治療開始から12日目

   日一日と、音を感じてゆく

   はっきりしなかったボーカルが
   曲によっては
   なんとなく判断がつくことも

   キックドラムの
   「ドンドン」という重低音や
   シンバルの音も
   区別がつくようになった

   ただ、音が割れる

   籠っている

   右耳で聴くと、
   クリアなデジタルサウンド

   が、左耳は、
   アナログにもなりきれないほど
   音質が劣化して聴こえる

   いや、
   ここまで聴こえるようになっただけでも
   ありがたい

   どこまで復活するのかも、
   元の状態に戻るかもわからない
   
   今はまだ、“聞こえはじめた”段階

   会話が聴きとれるようになるまでは
   まだまだだ

   焦らず――

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Source: りかこの乳がん体験記

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