インデックス投資と個別株投資の片方しかやってはならないというルールはない

内科医

おはようございます。

当ブログの読者の方にも、これから投資を始めようという方が増えているのか、

「インデックス投資と個別株投資はどちらにすべきですか?」

といった内容のご質問をいただくことが増えました。

投資の最適解は各個人の置かれた経済的・社会的な状況によって変わりますし、もっと言ってしまえば、その人の性格に合った投資法でないと長続きしません。

やったことがなければ、どちらが自分に向いているか分からなくて当然ですので、個人的な意見としては、

「少額で両方やってみる」

のがよいと思います。

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インデックス投資と個別株投資の片方しかやってはならないというルールはない

インデックス投資と個別株、両方やってみるのが手っ取り早い

投資を始めたばかりの頃の早めの段階で、インデックス投資も個別株投資も両方経験しておくのは、結果に関わらず有益だと思います。

実際に自分の身銭をきって体験することで、何物にもかえがたい経験が積めるからです。

長期投資前提であれば、ゴールは数十年後なわけですから、初めの1年〜2年で少々の失敗をすることは全く問題ありません。

仮に10万円やそこら失うことになったとしても、「将来に向けた勉強代」だと思って割り切りましょう。

そして、どうせ勉強代を払うのならば若いうちに支払っておいた方が後から得られるものが大きいです。

10万円すら損するのが惜しいという人は、リスクを背負う必要のある投資というもの自体が向いていない可能性がありますね。

 

両方やってみて早めに自分の適正を見抜く

両方とも経験することで、早めに自分の適正を見抜くことができれば儲けものです。

私自身は個別株投資の面白さは理解しつつも、本業の忙しさやブログの運営、家族との時間を優先するために、片手間で済むインデックス中心にしています。

独身の頃は個別株中心で勝負していたのですが、生活パターンが変わりますと自分にとって最適な投資手法というのは変わりますね。

その点、インデックス投資はほぼ何も考えなくてもよいので非常に楽です。

また時間的なゆとりが生まれてチャンスがあれば、ポートフォリオの一部で個別株にも参入してみたいと思っています。

 

インデックスに勝ち続けるのは予想以上に難しいことを知る

長年投資の世界に身をおいていますと、インデックスに勝ち「続ける」ことが予想以上に難しいことがよく理解できます。

短期的にインデックスに勝つことは必ずしも難しくはありません。

しかし、5年〜10年と投資期間が長くなるにつれて、コンスタントにインデックスに勝ち続けることがいかに難しいか実感させられるのです。

VTやVTIに毎年勝ち続けるのは至難の業ですよ。

例えば、2019年のように全世界的に好調な相場では、VTやVTIですら+20%以上のリターンを示すわけです。

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(Yahoo financeから引用)

こういった恵まれた年にインデックスに勝つことは容易ではありませんね。

 

年齢が上がるにつれてインデックス中心に切り替えるのはあり

インデックス投資にすべきか、個別株投資にすべきかという議論を耳にすることがありますが、ETFと個別株の片方しか保有してはならないというルールはありません。

昨日の記事に書いた通り、ETFにはETFのメリット・デメリット、個別株には個別株のメリット・デメリットがあるわけですから、うまく使い分けられればベストではないでしょうか。

 

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若いうちは個別株を中心にある程度リスクを背負った投資をし、年齢が進み、投資総額が大きくなって、リスクを意識することが増えるにつれて徐々にETFへ切り替えていくのもありですね。

投資経験が長くなればなるほど、自然とディフェンスを意識した投資に切り替わっていくのが常かと思います。

そういった時に、ETFやインデックスファンドは心強い味方になるでしょう。

 

まとめ

インデックス投資と個別株投資、どちらが自分に向いているか分からなければ、少額で両方とも実際にやってみるのが良いでしょう。

1〜2年いろいろ試行錯誤をしているうちに、ご自身にどちらが向いているのか徐々にわかってくると思います。

 

 

こんな記事も書いています。

インデックス投資は、時間を味方につけて「ゆっくりコツコツと増やす」投資法であることは知っておきましょう。

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最終的に勝敗を分けるのは、継続性だと思います。市場に居残り続けた人が最後に笑う可能性が高いです。

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投資は趣味ではなく、あくまで将来のお金の悩みをへらすための手段の一つに過ぎないという方は、シンプルに「キャッシュ+VT」というポートフォリオをおすすめします。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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