おはようございます。
私はインデックス投資を10年以上続けており、ずっと現金余力を残した状態で投資をしてきましたが、
2020年のコロナショック後にフルインベストメント(全力投資)状態に切り替えました。
投資慣れしていてリスク許容度が高い方は、インデックス投資でフルインベストメントに近い状態をキープし続ける方法が長期では相当強いです。
個別株を少額ずつあれこれ保有するよりも、よほど勝率の高い投資法だと思います。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) June 16, 2024
コロナショック後の相場に恵まれたこともあり、その時の投資判断は結果としては大正解で資産形成を一気に加速させてくれました。
相場によっては一時的に大損する可能性もあるので誰にでもオススメできる投資法ではありません。
しかし、インデックス投資に万全の信頼がおけるのであれば、資金効率を考えると最適解の1つだと思います。
eMAXIS Slimや楽天・オルカン、S&P500などのインデックス投資でフルインベストメント(全力投資)は最強の投資法だと思う
生活防衛資金を確保したうえで、余裕資金は全力でインデックス投資しています
私の現在の投資方針は以下のとおりです。
1) 生活防衛資金を500万円確保済み
2) 500万円を超える部分は全力でオルカンやS&P500などのインデックス投資へ回す
3) ポートフォリオ全体の10%程度で個別株などを楽しむ
「投資は余裕資金で」というのは大前提なので、生活防衛資金が用意できていない人はそれを用意するのが最優先です(下図参照)。
我が家では生活防衛資金を500万円と定めており、それを超えたお金は全て何かしらの投資に回すことにしています。
また、インデックス投資だけだと少々退屈してしまうので、ポートフォリオ全体の10%程度で個別株や暗号資産などを楽しむことにしています。
私ごときが個別株や暗号資産を扱ってもオルカンやS&P500などの指数に勝てるかは不明ですが、効率度外視の「お楽しみ枠」として確保しています。
フルインベストメントでなくても、株式比率を上げることが重要
私の場合は投資経験が15年以上になるので、株の値動きにも慣れており、リスク許容度が高い方だと思います。
性格的にも、運用に回さず長期に寝かせているお金があると「もったいない」気がしてしまい、余裕資金が生まれるとすぐに投資してしまいます。
一方で、過去のデータから、オルカンやS&P500などの全世界株や米国株インデックス投資でも、大暴落時には30%〜40%下落することがありえます。
暴落時に絶対にやってはならないのは、急な値下がりで損失が発生し、オルカンやS&P500などのインデックス投信を慌てて売ってしまうことです。
株の値動きに慣れている方であれば暴落時にも落ち着いて対処できますが、投資経験の浅い方は無理をしない方がよいでしょう。
これらの理由から、フルインベストメント(全力投資)は誰にでもおすすめできる投資法ではありません。
一方で、長期投資で大きな成果をあげるには株式比率を上げることが重要であり、フルインベストメントまで行かなくても株式比率に注目することは大変重要です。
資産形成における株式比率の重要性については以下の記事も参考にしてください。
個別株を少額ずつ保有するより全力インデックス投資の方が合理的
私も昔は個別株を少額ずつ買ってポートフォリオを組んでいたのですが、個別株だと自分の投資判断に100%の自信が持てず、1銘柄で500万円や1000万円など大胆に投資することができませんでした。
一方で、VTやVTIなどのETF、eMAXIS Slim オルカンやS&P500などの投資信託は数百〜数千銘柄へ分散投資がされており、1銘柄で数千万円でも安心して保有できます。
株式投資の世界は「%」で動くので、複利効果を最大化するためにはいかに大胆に投資できるかが重要です。
エヌビディアやテスラのような成長株に投資していたとしても、それがポートフォリオ全体の1〜2%に過ぎなければ、資産形成に与えるインパクトは限定的です。
それならば、オルカンやS&P500など信頼できるインデックス投信を見つけ、自分が信じた銘柄にどーんと大金を投じて長期保有した方が効率的ですね。
実際、伝説の投資家ウォーレン・バフェットが身内に残した遺言では、「相続財産の運用として、90%はS&P500インデックス、残り10%は米国短期国債へ投資する」ことを勧めています。
株式比率は90%ということになり、かなり大胆に攻めていることが分かりますね。
バフェットの遺言を日本流にアレンジした記事も以前に書いていますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
相場にもよりますが、インデックス投資のフルインベストメント状態は値動きに耐えられる方には非常に強力な投資法です。
中途半端に個別株投資をするより効率もよいでしょう。
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1. 反応しない練習
草薙龍瞬先生の『反応しない練習』です。
メンタルに関する本の中では、『嫌われる勇気』と並ぶ名著だと思っています。
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S&P500投資といっても、投資信託、国内ETF、米国ETFなど様々な選択肢がありますね。
インデックス投資だけでは物足りない方は、タレブ氏のバーベル戦略を参考に、PFの10%〜15%くらいハイリスク資産を取り入れるのも面白いです。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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