人間は日ごと、なにかしらを“生み出す”ーーー
それは、人間こその性質(本質)ゆえであろう。
この世に絶えず生み出し、そしてまたそれらが複雑に交わり、さらなるものを生み出してゆく。
こうして生み出されたものは、善も、そして悪さえも。
それらを、地球は絶えず受け止める。
無造作に撒(ま)かれた、人間のありとあらゆる産物を、地球はその身に堆積させるのだ。
蓄積したものは固き重石(おもし)となり、いつしか地球を蝕(むしば)んでいく。
地球の必死の抵抗は、その格闘の様を、傷として体内にありありと刻むだろう。
人間が生み出すならば、地球は“膿出し”をしなければならぬ。
地上に溢れんばかりの噴出が始まる。
地球の膿出しを受け留めるのは、他でもない、この世に生きる、人間である。
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