“腱鞘炎”という副作用

その他

私がやってきた乳がんの治療、
ホルモン療法

4週間ごとにお腹に打つ注射、
LH-RHアゴニスト製剤を2年間

それと併用して5年間、
毎朝飲んでいた、
抗エストロゲン剤の
クエン酸タモキシフェン

この治療は女性ホルモンを止めるため、
まぁ、副作用はざっくりと
更年期様症状

“更年期の症状”とは
簡単に言えないほど、
身体も心も、
本当につらい副作用の襲来だった

それだけではなく、
エストロゲンがなくなると
心臓や血管、肝臓や血糖にまで
影響が出るというから
改めて女性ホルモンのありがたさを
知ったのだった

そして意外と知られていないのが
エストロゲンがなくなったことで起こる、
“腱鞘炎”

“手指のこわばり”は副作用として
薬の小冊子などに載っているが、
“腱鞘炎”はない

が、これ、意外と多いらしい

多くの人は、
“手の使い過ぎ”と思っている

  実際、私の周囲にも、
  ホルモン療法で腱鞘炎になり、
  「手に負担がかかりすぎた」と
  言っている人がいた

私がホルモン治療をはじめて、
1年2か月くらい経った頃

突如として左手首に痛みが走り、
動かせなくなった

近くの整骨院に行くと、

「ゲームのしすぎ?」

と聞かれたくらい、
ホルモン治療や更年期で
腱鞘炎が起きることは
あまり知られていなかった

  ちなみに――

  ホルモン治療をはじめてから、
  腱鞘炎が出るまでの期間は...

   ○半年~1年:多い
   ○1~2年:非常に多い
   ○2~3年後に出ることもある

  まさに私も
  “非常に多い”にはまっている

   ※副作用は人それぞれ
    腱鞘炎にならない人は多い

その整骨院にはどれくらい通ったか...

結局、強い痛みは引いたものの、
ばね指は治らず、今に至る

  「整骨院のこの治療では、
  治る気がしない」と
  初めから思っていたが、
  本当に治らなかった

  その後すぐに先生はがんで他界
  (私より若かった)

  治療もそのままになった

2026/08/13 腱鞘炎

左手首の、このボコッとしたところ

親指を開くと、
この塊が引っかかり
指の開きが制限される

無理に開くとこの塊がガクッと
壁を乗り越えるように下に移動する

そう、ばね指である

もう18年ちょっと、この指のまま

病院に行けば、たぶん手術

それでもだいぶ
親指は動くようになった

この丸い塊も小さくなった

これもホルモン療法の副作用

乳がんの置き土産だ

  こんな話をしているからか、
  左手首が痛くなってきた...

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Source: りかこの乳がん体験記

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