以前、友だちが、
「昔、父が
“良性のがん”と言われたことがある」
そんなことを言っていた
“がん”は悪性
“良性のがん”はない
では、『“良性”と“悪性”の違い』って?――
【良性腫瘍】
○性 格:おとなしい
○行 動:その場にとどまる
○増え方:ゆっくり
○境 界:くっきり
○周りの組織への浸潤
:押すだけで破壊しない
○転 移:しない
○生命に関わるか:ほぼ関わらない
○治 療:必要なら切除で終わり
≪例 ~皮膚の良性腫瘍~≫
・脂肪腫
・黄色腫
・ほくろ(母斑)
・汗管腫
・稗粒種
・粉瘤(アテローム)
“粉瘤”は、
まさに私のまぶたにできた腫瘍
(切除・病理検査をしていないため
初見での診断)
⇩
が、たぶん消えることはなく、
再び大きくなることはある
悪性であれば小さくならず、
周りの組織を壊しながら
広がり続ける
なのでこれは
“良性腫瘍”ということになる
≪例 ~乳腺の良性腫瘍~≫
・乳腺症
・葉状腫瘍
※稀に悪性のことがあるが
ほとんどは良性
・乳腺繊維線種
※ほぼ悪性化はしない
⇩
30代で左の乳房に
しこりをみつけたとき、
境界のはっきりとした、
コロコロとよく動く腫瘍だった
そのため医師は詳しい検査もせず、
“乳腺繊維線種”と診断した
が、3つあった腫瘍のうちのひとつは、
結果的に、“非浸潤性乳管がん”だった
私の周囲に
何人かこのタイプの乳がんの人がいる
みんな「最初はコロコロと動いていた」
と、言っている
これは、“非浸潤がんは、
乳管内にとどまっているがん”だから
だから、乳腺ごと動く
動くからといって簡単に
良性腫瘍である、
“乳腺繊維線種”と診断はできないのだ
≪例 ~子宮・卵巣の良性腫瘍~≫
・卵巣嚢腫
※多くは良性
・子宮頚管ポリープ
・子宮筋腫
乳がんがわかる半年前、
10㎝お腹を切開し
6個の筋腫を摘出した
・10㎝×1個
・8cm×1個
・2~3㎝×4個
子宮頚管ポリープも2回、
3個切除したことがある
≪例 ~消化器の良性腫瘍~≫
・ポリープ(胃・大腸)
※多くは良性
≪例 ~甲状腺の良性腫瘍~≫
・甲状腺線種
≪例 ~脂肪・筋肉・神経の良性腫瘍~≫
・脂肪腫
・繊維腫
・神経鞘腫
【悪性腫瘍】
○性 格:攻撃的
○行 動:周囲に広がる
○増え方:速い
○境 界:曖昧
○周りの組織への浸潤
:壊しながら入り込む
○転 移:する(血液やリンパに乗る)
○生命に関わるか:関わる
○治 療:手術・抗がん剤・放射線など
≪癌といわれるもの≫
・乳がん
・肺がん
・大腸がん
・胃がん
・子宮頸がん
・皮膚がん
(基底細胞がん・扁平上皮がん)
...など、
“上皮”からできる悪性腫瘍のこと
≪肉 腫≫
・脂肪肉腫
・骨肉腫
・血管肉腫
筋肉・脂肪・血管など、
“非常非組織”からできる悪性腫瘍
≪血液のがん(血液悪性腫瘍)≫
・白血病
・悪性リンパ腫
・多発性骨髄腫
血液の細胞ががん化したもの
...ということで、
“良性”はおとなしく、
“悪性”は無秩序に増えていく
だからがんは怖い
早期に発見し、
早期に治療をしなければならないのは
そのためだ
がんは、命にかかわる病――なのだ
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Source: りかこの乳がん体験記


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