時々、“生きている価値”を見失う

健康なときでさえ、
“生きる意味”を探し、
“生きている価値”を見い出そうともがく

がんになると、

「生きているだけでありがたい」

そう感じられる

すべてのことに、感謝であふれる

が、時として、

孤独に苛まれ、
不安に駆られ、

“生きている意味”を失い、
“生きている価値”を見失う

きっとそれは、“欲”が出てきたから

「現状から一歩先に進みたい」

きっと、そんな意欲が生まれてきたから

が、時々、考えるのだ

「私が、今、ここに生きている意味は
 なんなのだろう」

と...

乳がんになり、手術をし、5年の治療を経、
その後も続く副作用に翻弄され...

我慢の10年だった

果たして私は、
きちんと“生きて”いたのだろうか

ただ我慢をしていただけで...

ただ、じっと耐えていただけで...

それで、
「私は生きていた」と言えるのだろうか...

目標があること...

希望が見えること...

誰かに必要とされること...

それは、生きていく励みにななる

勇気につながる

“人間、目標がなければ、生きる気力を失う”

というのも頷ける

私には、持てない希望――

それは、“子ども”

子どもの成長は、
きっとなによりの、“生きる力”になるのだろうな...

...と、いつも想像するのだ――

  「ただ、このまま老いてゆくのか...」

  と、最近、思うのである

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Source: りかこの乳がん体験記

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