どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)ことYO-PRINCEです!
いろんな切り口からカイゴのヒントをお届けしています!
今日は組織について書きたいと思います。
組織にはいろんな人材がいます。
とりわけ、介護施設という場所はホント多様な人材が集まっています。
そのなかで、やりたいことがあるあなたは、きっと学びを広げ、学びを深めていくことと思います。
そうすると、チームの中で浮いた存在になっていることがあるんですよね。
そして、「出る杭は打たれる」わけです…。
さきほどこんなツイートをしました。
『出る杭は打たれる』っていうけどホントそうなります
『出過ぎた杭は打たれない』なんていう人がいるけど確かにそうなります
『出過ぎた杭は抜けてしまう』とは言われないけどコレを一番気を付けなきゃって思います
支えが弱いと長持ちしないし少しの力で倒れちゃう『出る杭を増やす』しかない❗
— ヨウ-P (@s_y_prince) 2020年3月7日
どんなふうな「出る杭」になればいいだろうと思いながらつぶやいたわけです。
介護施設という組織のなかでどんな出る杭になるべきかを経験則をもとに書いていきたいと思います。
「介護×出る杭」です。
日本社会でよくある『出る杭は打たれる』
日本社会の風潮をよく表していることわざです。
時代も代わり、そうした風潮のない職場も少しずつ増えているとは思いますが、まだまだそうした職場のほうが多いですよね…。
純粋な職員さんはこんなことを言います。
なんで当たり前のことを言っているのに打たれるんですか?
なぜなんでしょうね??
根拠が不透明で不確実な場合には、出る杭が打たれるのも仕方ないと思います。
ところが、根拠が明確で誰が聞いても納得できるような意見でも打たれてしまうのが日本社会なのです。
で、出る杭を打とうとする人たちはこんなこと言います。
それも分かるけど、そういうことを言うとるんやないんや!
なんとも意味不明なことを言い返されてしまい、同じことを何度も説明する羽目になり、まさに国会中継のような光景が繰り広げられてしまうことがあります。
国があんなやりとりをしてしまっていては、この国のそうした風潮は変わりようもないか…。
…と思ってしまいますよね(^_^;)
とにもかくにも、「出る杭は打たれる」理由は、職場の「郷に入れば郷に従え」という風土が作り上げてしまっているというだけのことです。
それぞれに理由なんかないんですよね。
私たちのやり方に従っていればいいのよ!
その程度のものです。
で、そういう人たちは集団で群れて一致団結して襲ってくるので厄介なんですよね。
でも、そんな群れは実はもろいこともあります。
なぜなら、言い分に根拠がないからです。
その集団の中で、忖度し合って意見を合わしあっているだけのような集団ですから。
だとすれば、もしかしたら「出る杭」は出方によっては打たれないんじゃないかと思いますよね。
それが松下幸之助さんの「出過ぎた杭は打たれない」です。
介護現場で『出過ぎた杭は打たれない』方法
世の中の成功者は、突き抜けている感があります。
まさに「出過ぎる杭」です。
ちょっと背伸びして出ているぐらいでは打たれてしまうので出過ぎるぐらいになってしまいましょう!
では、出過ぎるためにはどうしたいいのでしょうか??
介護現場においては、出過ぎるのは意外と簡単だったりします。
それは、まずツイッターをうまく活用することです。
ツイッターの情報で最先端を走る!
私は、1年ほど前から本格的にツイッターを始めたのですがもっと早く始めておけばよかったなと思っています。
それは、ツイッターでは有益な介護の最新情報を届けてくれる方が数多くおられるからです。
それに加えて、それらの情報に関してのそれぞれの捉え方や実際の取り組み等をツイートされていると、それがまたタメになります。
介護の最新情報のリアルをゲットできるとともに思考を広げていくことができるのです。
それだけで周囲を圧倒できると思います。
例えば、新型コロナウイルスへの対策について各施設での取り組みやそれぞれの考え方がツイッターで流れてきたとします。
で、同時期に職場では新型コロナウイルス対策の話し合いがあるわけです。
そんなときにこう言い放つわけです。
いろいろ調べてみたんですけど、こんなふうにされている施設もあるみたいですよ。
調べたわけではなくて、ツイッターのタイムラインを何となく眺めているだけなんですけどね…(^_^;)
それだけで結構情報通になれてしまうわけで、ことあるたびに最新情報を意見していると自ずと周囲から一目置かれるわけです。
ツイッターを始めるまでは、めんどくさいですけどいろいろ調べて自分の考えを整理するなどしてから会議に挑んだりしていたものです。
それで一つ突き抜けていけるのですが、ツイッターが一番手っ取り早いですね!
そうやって一つ突き抜けられたら次のステップです。
いいところを持っていく!
会議等であまりしゃべりすぎると良く思われません。
ただの知識を見せびらかしたい人になってしまいます。
そうではなくて、自分がいいところを持っていくような入り方をしましょう!
例えば、イイことを言おうとしているのに言いたいことが整理できず長々と話されただけになってしまった意見をさりげなく「言い換え」をしてあげます。
要するに、それって◯◯ってことですもんね!
僕もそれがいいと思います!
話がズレてしまったり、愚痴を言い過ぎてしまった職員を助けてあげるのもいいと思います。
今言われたようなことって実際ありますよね~。
◯◯であったり△△であったり。
こんなふうにして、会議の内容を随所で分かりやすく要約していくような役割を果たしていく感じですね。
これは、いいところを持っていこうと思ってすると失敗するかもしれません。
まずは聴き手に徹するという姿勢が大切です。
話の内容をメモしながら、そのメモを見ながら大事なところを◯で囲んでみたりして、話の内容を分かりやすく整理していくような作業を私の場合はしています。
で、随所でそのメモをまとめた内容とともに自分の考えを加えて意見を出していきます。
できれば、それをもとに提案できることがあれば提案することがベストです。
結果として、いいところを持っていくことができます!
ツイッターの知識といいところを持っていく立ち振る舞いがあれば、あなたはチームのなかで突き抜けた存在になれるはずです!
いいところを持っていくのは、その時々の場の空気を読む必要があるのでちょっと難しいかもですけどね…(^_^;)
『出過ぎた杭は抜けてしまう』ほどに不安定!?
そんなふうにして「出過ぎた杭」になったとして、その状態を保つのって難しいんですよね。
1人出過ぎていても浮いた存在になりかねないですから。
杭で例えれば、出過ぎているということは土の中に埋まっている部分が少ないということなので、すぐに抜けてしまいそうな状態なわけです。
『出過ぎた杭は抜けてしまう』んです。
出過ぎる杭の状態は極めて不安定な状態と言えます。
では、出過ぎた状態を続けていくためにはどうしたらよいのでしょう??
ツイッターの中で、「出過ぎた杭を太くする」「出過ぎて杭は柱となる」といったご意見をいただきました。
自分の中の軸をしっかりと持つことや、仲間を増やして杭を太くするといったイメージです。
確かに杭を太くしてしまえばしっかりしますもんね!
出過ぎているだけではなく、杭を太く根深くするといったブレない軸を持った自分作りが大切で、それは精神力とも言えるのかもしれませんね。
『出る杭を増やす』ことで打つことを諦めさせよう!
杭を太く根深くするのは、かなりの精神力が必要で一部の人間にしかできないかもしれません。
私の場合は、仲間を増やして杭を太くするというのが近い感覚なのですが、出過ぎる力がない場合には「出る杭」となる仲間を増やして打ちきれなくしちゃえばいいなぁと考えました。
『出る杭を増やす』んです!
杭を太くするのとは違って、もぐらたたきのようにいろんなところから杭が出始めたようなイメージです。
自分だけが出るのではなくて、一緒に出てくれる仲間を増やしておくんです。
根回しですね!
根回しについてはこんな記事も書いています↓
根回しをしておくと、出る杭の数が増えます。
杭の長さや太さで勝負しません。
杭の量で勝負をします!
1人の力で戦うのは、その1人が倒れてしまってはおしまいですから…。
継続して戦うためにも、杭の量で勝負したほうが組織としては強いです。
出る杭になる人は、自分が異動してその部署からいなくなった時のことも考えて、継続して戦える「出る杭」となる仲間づくりをしておくことをオススメします!
それは、それこそが組織だからです!
まとめ
私も「出る杭」となり打たれてきた人間です。
まぁ「打たれ強い」んで何とか生きてきましたけど…。
「出過ぎる杭」にはなりきれない、いやなりたくなかったので、私の場合は、なるべく「出る杭」を増やそうとしてきました。
私の経験においては、「出る杭を増やす」方法がベストだと思っています。
もちろん倒れないような「太い杭」になれるような精神力は身につけておきたいと思いますし、そうなれば「出過ぎる杭」にもなれるかもしれないなと思っています。
どうせなら一人でも戦えるぐらいの力を持っておきたいですしね!
ちなみにツイッターの中ではこんな言葉もありました。
『打たれない場所に杭を移動する』
ずっと戦い続けるなんてことしんどいですから、時には避難も大事だなと共感した言葉でした。
皆様も「杭」で言葉遊びしながら、組織のなかでどう行動すべきか考えてみてください!
Source: すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】
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