コロナの感染者数は、日毎に増えている。
このままでは、『医療崩壊』のリスクが、ある。
連日マスコミも報じている。
『医療崩壊』
このフレーズに聞き覚えがあった。
タナカがクリニックを開業する前の老健専任医時代。
2007年に兵庫県丹波圏域小児医療が『医療崩壊』の危機にあったことを思い出す。
県立柏原病院の小児科医が少なくなり、
丹波圏域の小児医療が維持できなくなり、
丹波圏域のロックダウンが予想されたのだ。
コロナ騒ぎを身を持って感じる今なら、
その頃の丹波圏域小児医療に迫っていた、
危機的状況は容易に想像できるだろう。
この丹波圏域小児医療の『医療崩壊』を救った一つの活動に、
『県立柏原病院の小児科を守る会』の活動がある。
子供を守るために、医療者を守るために、彼女たちは活動した。
地域住民を巻き込んで、小児医療の『医療崩壊』を防いだ。
今、新型コロナ感染拡大による『医療崩壊』が危惧される。
『小児科を守る会』活動の中に、『医療崩壊』を防ぐヒントが有るように思う。
それは、簡単に2つ。
医療者と住民との交流(医療現場で起こっていることに両者ともに向き合い知る)
住民の意識改革(コンビニ受診を控える・普段からかかりつけ医を持つ・健康であることの意識を高め、維持する努力をする)
新型コロナに対峙する時、
すべての国民が努力しなくてはいけない。
医療現場での、状況を想像し、パニックにならず、健康維持に対して意識的に努力を。
まさかのときには結束を。いついかなる時にも愛を。
必ず実を結びます。頑張りましょう!
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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