「私、本当は、乳がんではありません」

「私は本当は、乳がんではありません」

そう言えたら、どんなにいいだろう――

...と言うのも、以前、
『りかこ、乳がん疑惑説』を耳にしたことがあるのだ

どうやら私が“乳がん”であることに、
不自然な点が多いらしい

それは、私の“乳がん履歴”

たとえば、

  ○30代のとき左の乳房にしこりをみつけ、
   受診した病院の検査が、
   マンモグラフィも超音波もせず
   視触診だけだったこと

    そんな検査があるのか
    そんな医師がいるのか

    と、疑われても仕方がないのかもしれない

  ○“化学療法も放射線治療も効果がない”と言われている、
   珍しいがん細胞だったこと

    「そんながん細胞があるのか」

    そう思われても仕方がない

最大の疑問は、

  ○5年放置したにもかかわらず、
   今、元気に生きていること

...だろうか

    通常であれば、
    とっくに死んでいるだろう

もしかすると、

  ○細胞診もせずに、
   いきなりしこりを切り取った(外科的生検)”

...ということも、不審の一つなのかもしれない

    細胞診をしないなんて、
    どう考えてもあり得ない

そして、改めて、
自分の“乳がん履歴”を考えてみた

「なるほど...、確かに怪しい履歴だ」

そういう目で見てみると、
何もかもがおかしく感じられてくる

そして思った

「乳がんが嘘なら、
 こんなに楽なことはないよな...」

と...

乳がんであることが嘘なら、
こんなに悲しまない

乳がんであることが虚偽なら、
こんなに悩まない

乳がんであることがつくり話なら、
もっと違う道を歩いている

「私は本当は、乳がんではありませんでした」

そう言えたら...

それは、夢でしかない

   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
   にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村

 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


Source: りかこの乳がん体験記

コメント

タイトルとURLをコピーしました