浅間神社の境内から少し離れた場に、第一の鳥居はございます。
境内周辺は、神社以外の一般の建物が神社をぐるっと取り囲んでいるため、なかなか実感は沸きませんが、実際には、この第一の鳥居からすでに浅間神社の“御神域”であることを示しているのだそうです。
この鳥居と、境内に入る際にくぐる第二の鳥居とを結ぶ車道の脇に、境外社の天神社がございます。
天神社、となれば、御祭神は菅原道真公です。
この境外社は本当に小さなお社(やしろ)ですが、石で作られた撫(な)で牛の像も見られます。
これまでわたくしも、全国沢山の天神社、天満宮などへお参りしております。
菅原道真公は、学者でもありつつ、和歌をたしなみ、さらには優れた漢詩を書かれたとされます。
その際の祈りにては、思わず“なるほど”とうなるような、奥深い御言葉をいただきますので、いつもわが向上のためと心して、粛々と祈りを捧げます。
本日は、この天神社にての御言葉をお伝えいたします。
皆様のお心が、いつも晴れやかでありますよう心より祈念申し上げます。
Rinokia
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「真(本当)の“賢さ”とは何かーーー
それは、物事の表裏のみならず、“内実”(仕組み・真相)を深く知る者である。
・・・否(いな=いいや)、真の賢者とは、物事を深く計り取る(=読み取る)に適うべく、繊細なる“感性”をもつ者である。
この世は、まさしく謎(=不思議)に溢れている。
物事を、知れば知るほど、まさに不可解 ーーー
思いあぐねるほどに複雑に絡み合い、いまだ見い出されもせぬ、この世の真理(真相)。
しかるに、この思索に沈む(=思い悩む)われの頬にそよぐ風、揺れる木々の振動。そして(香り)華やぐ草花。
あぁ、なんと、この世は美しきことよ ーーー
人の自ずより(=自ら)物事を深く読み取る、そのために、“感じる”ことを、天(神)は古来、人類に求めた。
天を仰ぎ、地を踏みしめ、わが身体は、地上の跳ねるがごとくの“躍動”に連なり(伴い)、益々心躍るなり。
肝心たるは、学識ではない。博識ではない。
むしろ、これを凌駕(りょうが)するほどの、溢れるばかりの“感性”こそを、真に欲するものである。
真に“賢き”ことを求むるならば、感ぜよ、地上を巡る、ありのままの春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)を。
感ぜよ、この世に彩られる、青々とした空に差す陽(太陽)とたなびく雲。
そして颯爽とそよぐ風と、自然の大らかな息吹を。」
以上。
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Source: 神々からのメッセージ
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