日本全身咬合学会『公開講座』講演の御案内

前回記事にてご案内させていただいた日本全身咬合学会の公開講座で行う講演の詳細が決まりましたので御案内させていただこうと思います。

【日時】
平成29年6月11日(日曜日)
14:10-15:20(講演60分+質疑応答10分)

【場所】
日本大学 歯学部 研修医講堂(2号館1階)

【演題】
先天性素因を考慮し神経学的理論を応用した顎位治療の臨床と医科と歯科の協力体制・共同研究の必要性


【演目】

.骨格系の変形と『歯牙の萌出傾向の異常』・・・二種類の『先天性素因』と骨格系の情報を歯科の口腔模型に反映させるための計測器械の開発 (2015年日本全身咬合学会より)


.二つの脳幹反射を応用した『顎位補正試験』・・・顎位のシュミレーションと『努力性呼気残量』による病状の数値化 (2016年線維筋痛症学会より)


.理学的所見にもとづく『顎位補正術』・・・『完治に必要な5条件』と咬合平面の水平性に重大な先天性障害を有していた線維筋痛症の1症例 (2016年日本全身咬合学会よりー抜歯症例)


.医科の典型的な疾患群と『顎位異常症』・・・具体的な病名における顎位の異常と慢性疼痛・自律神経症状


.現状の歯科診療の問題点・・・高額な診療費用と加療し得なかった線維筋痛症の1症例(インプラント症例)


.患者・家族の側の取り組み・・・歯牙の萌出傾向の軸偏移により重大な症状を呈していた線維筋痛症の1症例と患者・家族の署名活動(ブリッジ症例)


.口腔由来の下顎位を介した『三叉神経-姿勢制御系』・・・Originate in Oral Trigeminal Nerve – Attitude Control System mediated by Mandibular Position


歯科医師の皆さんにお伝えしなければならないことがたくさんありすぎて、こんなボリュームの内容になってしまいました。
60分間でどこまでお話しできるかはわかりませんが、ともかく上記の内容で講演を行いたいと思います。

Source: ~脳外科医 新居弘章 の 『顎位異常症』 ブログ~ 『線維筋痛症』、『慢性前立腺炎』、『顎関節症』に苦しむ方の為に・・・

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