幸福行きの、“永久切符”。

その他

昔、鉄道が国営だった時代、
北海道の沿線に、

“愛国”と“幸福”

...という駅があった

『愛国から幸福ゆき切符』が一大ブームとなり、
子どもの頃、
バスのドライバーだった父が
おみやげに買ってきてくれた記憶がある

もう、とうの昔に廃線となってしまったが、
今でも観光地としてその名が知られている

今年2月

旅行先で、数年振りに立ち寄ってみた

2020/11/30 幸福駅 ①

夏であれば、みやげ屋などがやっているのだろうだが、
真冬じゃ、さすがに何もない

そして今日、突然思い出した

「数年前、確かここで、
 切符型のペンダントトップを買っているはず」

と――

そしてバッグの中を探した

2020/11/30 幸福駅 ②

...あった!!

お守りとして、いつも持ち歩いていたのだ

『777』の番号

そして、

『入・幸福』

なにより、

『発売当日から永久有効』

...という言葉が、心に沁みる

どうも女性は、“幸福”という言葉には弱いらしい

というより、
乳がんになったからこそ強く感じるのだろう

子どもの頃、
父からおみやげでもらった『愛国から幸福ゆき切符』

「とっておけばよかった」と、
今さらになって思った

    そんな今夜は満月

2020/11/30 満月

    月のパワーをいっぱいに浴びて――

      あしたから12月

      今年最後の月

      いいことで今年を終わらせたいね

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Source: りかこの乳がん体験記

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