乳がんは比較的進行が遅い
だから、“完治”と言われるまでは20年
胃がんや大腸がんは“5年”と言われているのに...
しかも私ががんになった当初、
“乳がんの完治は10年”だった
その当時でさえ、
「15年経っても再発することがある」と言われていた
なので、“10年完治説”に疑問を抱いていた
そんな進行の遅い乳がんであるが、
私のがんはさらに進行が遅い
通常、乳がんには見られない、
化学療法も放射線治療も効果がないがん細胞なのだ
4年8か月放置したにもかかわらず、
こうして生きていられるのは、
やはりこのがん細胞の性質によるものだったのだろう
それはありがたいことなのか...
もちろん、進行は早いより、
遅い方がいいに越したことはないだろう
が、それは、再発も先に延ばされることになる
私は当初から、
「万が一、再発するとしたら、15年後だろう」
そう思っていた
いや、もしかしたら、18年後かもしれない
25年という例もある
今年から、全身検査はしないことになった
それは不安なことでもある
『再発は、早期に見つけても、
自覚症状が出てからでも、治療成績は同じ』
そんなデータがあったとしても、
患者としては、少しでも早く見つけたいと思う
少しでも早く治療をはじめたいと思う
他人は簡単に、
「もう治ったんでしょ」と言う
病気のことを本当に知らない人には、
手術を終えて退院すれば、もう治ったと思われる
家族でさえ、3か月も経てば扱いはぞんざいだ
手術から14年
完治まではあと6年
長い道のりだ
が、20年経ったところで、
きっと100%の安心なんてないのだろう
「終わりがない」――
それは、がんを経験した人のほとんどが、
口にする言葉
それは私も同感だ
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Source: りかこの乳がん体験記
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