おはようございます。
SBI証券から目を疑うニュースが飛び込んできました。
SBI証券のiDeCoに、従来の「オリジナルプラン」だけでなく、「セレクトプラン」が追加されるとのことです。
iDeCo(個人型確定拠出年金) 新プラン設定のお知らせ(SBI証券)- PR情報|SBIホールディングス
iDeCoの商品ラインナップの上限数が35本に限定される中、SBI証券のiDeCoの商品ラインナップには、従来のEXE-iシリーズが残るなど時代遅れ感が否めませんでした。
さすがのSBI証券も万事休すかと思いきや、まさかのiDeCoのプランを2つに分裂させるという離れ業をやってくれました。
この対応には賛否両論あるかと思いますが、既存ユーザーへのメリットも大きいので、さすがは業界最大手といったところですね。
SBI証券がiDeCoの「セレクトプラン」を発表!
SBI証券のiDeCoの「セレクトプラン」の詳細について見ていきます。
結論から申し上げますと、iDeCoとしては「完璧」としか言えない商品ラインナップであり、他社のiDeCo口座を申し込む理由が見つからなくなりました。
他社が追随しなければ、iDeCoはSBI証券で決まりという時代になりそうです。
さて、まずは肝心の商品ラインナップを見ていきます。
セレクトプランの商品ラインナップは?
SBI証券のセレクトプランの商品ラインナップを見てみますと、以下のように非常に魅力的です。
最大の魅力は、マネックス証券と同様にeMAXIS Slimシリーズが購入可能になったことでしょう。
この時点で神対応確定です。
しかも、マネックス証券とは異なりeMAXIS Slim米国株式(S&P500)まで購入可能ですから、米国株集中投資をiDeCoで容易に実現可能となりました。
需要の大きい先進国株式クラス(MSCI KOKUSAI)は、今まではDCニッセイ外国株式インデックスしか購入できず、信託報酬が0.20412%とやや割高でした。
一方、セレクトプランでは、
・eMAXIS Slim先進国株式(信託報酬:0.11772%)
・ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬:0.11772%)
が両方とも選択できるようになりました。
また、新興国株式クラスも、
・eMAXIS Slim新興国株式(信託報酬:0.20412%)
が選択可能で、全くすきがありません。
オリジナルプランは過去の遺産になりそうです
2018年11月以降、SBI証券のiDeCoは従来のものが「オリジナルプラン」、新しいものが「セレクトプラン」として共存するようです。
両プランの変更は手数料無料で、諸経費は同一とのことですから、セレクトプランに変更しない理由が見当たりませんね。
今後、オリジナルプランは過去の遺産になりそうです。
セレクトプランへの変更には自ら手続きを行う必要がありますので、セレクトプランが新設されたことを知らずにオリジナルプランで積み立て続けてしまう方が続出しそうですね。
私は、迷わずセレクトプランに変更しようと思います。
まとめ
今回のSBI証券のiDeCo新プラン創設のニュースは大変驚きました。
商品ラインナップは超低コストな商品がずらっと並び、間違いなく最強のiDeCo口座と言えます。
これからiDeCo口座を開設される方は、SBI証券のセレクトプランを選択するのが王道になりそうです。
SBI証券のiDeCoの口座開設はこちらから。
2018年11月から、上記のセレクトプランが選択可能となり、事実上最強のiDeCo口座となります。
こんな記事も書いています。
SBI証券のiDeCoのおすすめ商品ベスト3に関する記事ですが、セレクトプランが開始したら大幅に改訂が必要です。
つみたてNISAに関しては、どこの証券会社でも商品ラインナップに大差ありません。
楽天証券のiDeCoの強みは、iDeCoで楽天VTIや楽天VTを購入できることでしたが、SBI証券のセレクトプランが創設されたら勢力図がかわりそうです。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
コメント