「尖閣周辺に中国船 5日以来」とか ソレ中国海軍艦艇です

沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で10日、中国海警局の船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは5日以来。

もう産経もダメですね。

この中国海警局なる用語は中国国内向けの中国語名称ではある。漢字をもっぱら常用している日本社会と日本語話者に対しても、この中国語の用語をそのまま日本語に転記して中国海警局が用いられている。

日本語話者にとっては、国家行政組織を想像させる「局」という語を用いることで「海上保安庁」との言葉の親和性を誘導し、「法執行機関ではあるが軍隊ではない」海上保安庁と同様な行政組織であるかのようなソフトイメージを醸し出し、属性を変えた現在においても、結果として軍隊・軍事力としての「強面」のイメージから遠ざけている。

事実、尖閣諸島周辺海域に出没する中国海警の艦船を、日本社会はいまだに「軍艦」とは呼ばずに「公船」と呼んでいる。ちなみに国際法上の「軍艦」と呼ばれる艦船は「海軍」に所属する艦船に限ったものではない。アメリカ沿岸警備隊(U.S.
Coast Guard)のカッター(巡視船)も「軍艦」である。

英米語話者・社会に向けての通称は中国海警局、「武警海警部隊」のいずれも「China Coast
Guard」である。英米語話者のイメージする「Coast
Guard」とは、アメリカ海軍や海兵隊とともにアメリカ軍を構成するアメリカ沿岸警備隊であり、日本語話者ほどに現実と離れたイメージを抱く危険性は少ないのだろう。以前から多くの英米語話者には「China
Coast Guard」である中国海警も、他国の「Coast Guard」と同様に軍事力の一部として見なされてきた。

中国海警の艦船の属性が「公船」から「軍艦」に変わったからといって、日本の法制上、日本政府の対応・対処が大きく変わることはない。しかし、洋上において中国海警の艦船と対峙する日本漁船や海上保安官、さらには報道などを通じてその状況に注目する日本語話者たる日本社会の人々における、そのイメージや警戒感はこれまでと大きく変化することになるだろう。

尖閣周辺の領海を侵犯する「中国海警」の正体
近年、尖閣諸島周辺に出没し、連日のように報道される「中国海警」であるが、最近その属性を大きく変えたことを、尖閣諸島を領有する日本社会は明確に理解しておく必要がある。具体的には、中国海警が中国の海軍力…

日本の巡視船は、公安警察指揮下で、自衛隊(防衛省)ではない、、

中国海警は中国海軍指揮下です。

ですから、中国海軍艦艇とニュースは報じるべきですね。

その方が国民の意識も高まりますからね。
報道の仕方、表現の仕方が問題です。
取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2

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