神の詩 序章9

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神の詩 序章9

神の詩「バガヴァッド。ギーター」を読み解いていく前の
事前知識の続きがもう少し続きます。

「バガヴァッド・ギーター」に出てくる登場人物の家系図をよく見てください。

これは、
登場人物たちの霊的象徴を理解すれば多くのことが見えていきます。

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この家系図は、
この世界の歴史的な家系図であると共に、
人類が物質界に下りてきてからの歴史図にもなっています。

地上での人間の起源が霊から始まり、
次第に物質界へ投影されていき、
分け御魂に自我が芽生えていく過程で、
物質的な快楽を求めて創造力を誤用したり、
自らの霊的な本質を忘れていく性質と、
神の純粋さを維持する性質とに
二分化されていく様子が象徴的に描かれています。

また
人が生まれてからの歴史図にもなっています。

純粋な心の状態で生まれてきて、
環境や過去世の要因によって
成長するとともに
心の中に
物質世界に囚われた部分と神の意志を受け継いだ神聖な部分に分かれていきます。

さらに、
人の身体の小宇宙の家系図
そして
大宇宙の家系図にもなっているのです。

さらに、
人は宇宙の縮図であり、
人体の各部位も人の縮図となっているように、
さまざま縮図がこの家系図の中にも見ることが出来ます。

例えば、
家系図を身体としてみる場合でもさまざまな面からの解読が出来ます。

五大元素から見れば、
人体は五大元素からすべてが成り立っており、
各五大元素は生体内でさらに5つの要素に分かれて身体を構成していきます。

空の元素の家系図として見てみると、グニャータ(認識する者:聖者ヴサーヤ)、マナス(心:ドリタラーシュトラ王)、ブッティ(理知:パーンドゥ王)、アハンカーラ(自我:ビーシュマ)、そして、パンチャカム(実在、光、至福:シャンタヌ王)となります。

このように見ていくと
家系図が十数通りに読み取ることが出来ます。

また家系図を遡って見てみると

物質世界に囚われた人が、
神性を取り戻して
神と合一していく様子も描かれています。

これらは、
聖典「バガヴァッド・ギーター」をすべて読み終えた後で、
いろいろ見えてくるはずですので
ぜひ内観してこの世界を堪能してください。

また全編を読み終えて
あるレベルにまで達した人がいたら
驚くべき「バガヴァッド。ギーター」の秘密を
お教えたいと思っています。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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