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みなさん、おはようございます
２代目ガンちゃん先生です
もう何度も書いていますが、
進行肝臓がんの治療は
大きく変化してきています
全身の抗がん剤が数多く使えるようになっているからです
現在、
一次治療として３種類
全体としては、６種類の薬剤が使えます
ですが、、、
これらは、
基本的には
肝臓の機能が良い方に限ります
良いというのはどの程度かというと、
肝硬変のレベルを示す
チャイルドピュー分類というのがありまして、
基本的には、
これの“A”に分類される方のみです
言い方を変えると、
A以外の方、Bに当てはまるような方は
全身の抗がん剤の適応は
ほとんどなく、限られてしまいます
一方で、
カテーテルを使った治療
肝動脈化学塞栓術、、
岩本内科での門脈動脈同時塞栓療法や、
肝動注化学療法
岩本内科ではNew FP療法
はBの方でも、
加減をしながら、上手に治療をすれば、
よい結果をもたらす事が可能です
Cという分類になってしまうと、
肝不全に近い状態なので、
癌の治療はかなり厳しくなります・・
と言っても、
その様な方でも、
岩本内科で癌の治療をして、
元気にお過ごし頂いている方もおられますが、、
Cに関しては、かなり厳密に気を付けながら、
治療していきます
たとえば、
この方、
肝硬変レベルではCに分類され、
前医では治療できないと言われた
ステージ３の肝臓がんの患者さま、
たしかに癌はかなり進行しており、
腹水もたまっているので、
一般的な治療できないというのも
納得ですが、
本当に治療ができないのか、
非常によく検討し、
治療強度も調整し、
治療を開始しました
先日、２度目の治療を行いましたが、
肝機能もBまで改善
癌もだんだんと制御されているようでした
そして、何よりも、
ご本人の血色が良い♪
最初に岩本内科に来られた時よりも
エネルギーが増えている感じがしました
治療の限界は、もちろんあります
ですが、
その見極めは、本当に重要です
あきらめずに、作戦を考える事は大切なのだと思います
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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