おはようございます。
インデックス投資に関しては、多少ぼーっとしていて自分の資産状況について無頓着なくらいの方が成功する確率が高いのかもしれません。
実際、私も今よりも本業がずっと忙しく、投資のことなど考える暇がなかった時期に知らない間に積み上がっていたインデックスファンドがけっこうなパフォーマンスを示してくれています。
インデックスファンドの積立というスタイルに飽きてしまったので、今ではつみたてNISAとiDeCoを除いて投資信託への新規投資はしていません。
ほったらかしにできるという点において、投資信託、特に低コストのインデックスファンドはやはり万人向けの投資法だと思います。
むしろ、それ以外に万人向けと言える投資法はないですね。
インデックス投資では下手な行動はせずにプラスサムゲームに乗っかるのが正解
自分オリジナルの考えというのは存在せず、謙虚に相場に臨みたい
投資の世界では、素人が中途半端に考えて下す行動というのは大抵の場合悪い結果に終わります。
新たな投資行動を起こす時には、自分なりに精一杯考え抜いた結果行動することが多いので、つい「自分のオリジナルの考えだ!」と思いこみがちです。
ところが、実際には何百万ものプロ・アマが混在する株式市場において、オリジナルの考えというものはほとんど存在しません。
要するに、自分が良いだろうと思っていることは他の大多数の投資家も気がついていることが多いですし、自分が危険だろうと思っていることに関しても同様です。
ただでさえ情報弱者であるアマチュア投資家が、自分だけが先を見通せているなどと考えない方がよいです。
私自身、このような考えに至るまでに数多くの失敗をしてきましたので間違いありません。
投資の世界では謙虚なくらいがちょうどよいのです。
謙虚さを失うと、そのうち大きく足元をすくわれる結果となります。
投資歴が長くなればなるほど慎重にならざるを得ない
投資歴が長い人の一部に、時に攻撃的に見えたりキツイ物言いをされる方もいますが、きっと今までに投資の世界で得てきた数々の経験がそうさせるのでしょう。
長く相場にいればいるほど株式投資の怖さも分かってきますので、どうしても慎重にならざるをえません。
もちろん、相当な胆力がある方は別ですが、一般人は自然とそうならざるを得ないということです。
初めのうちは全力でイケイケのスタイルでしばらくの間上手くいっていたとしても、永久に右肩上がりに伸び続ける資産というのはありません。
よって、どこかでそのスタイルを見直さざるを得ず、また、人間というのは利益よりも損失に対してより敏感に反応するものですから自ずと慎重になっていきます。
そして、慎重すぎるくらいの人の方が長期間に渡って相場で生き残り続け、将来に大きく利益を上げることが可能です。
インデックス投資であれば何もせずプラスサムゲームに乗っかるのが得策
インデックス投資に限定すれば、長期保有によってプラスサムゲームに参加し続けるのがミスを避ける最も手っ取り早い方法です。
もちろん、この方法では最高のパフォーマンスを上げることはできませんが、取り返しのつかないミスを避けることは可能です。
とはいえ、人間ですからドルコスト平均法を始めていきなり大きく含み損が膨らむと心が折れてしまうこともありえます。
どのタイミングでドルコスト平均法による積立を開始するかは悩ましい所ですが、2018年12月現在はまずまずのタイミングではないかと思います。
VTは今現在65ドル前後ですが、これは2017年4月以来の約1年8ヶ月ぶりの安値水準です。
投資家心理が冷え込んでいますので、来年にかけてもう一段・二段下げる可能性もありますが、誰にも底を見極めることはできません。
少なくとも、2018年前半のような高値圏にあるとは考えにくく、これから投資を始めようと考えている人にとっては比較的参入しやすい相場と言えます。
まとめ
インデックス投資は株式市場が市場全体としてはプラスサムゲームであることを前提とした投資法です。
よって、素人が下手な売買を繰り返すよりは、このプラスサムゲームに参加し続ける方が良い結果を生む可能性が高いです。
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完全自動で投資をするならば、インデックスファンドの定期積立が最適です。
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こんな記事も書いています。
資産形成を一言で片付ければ、家計管理を徹底して、余剰資金を最大化し、その資金で伝統的な資産を買い足し続けるだけのゲームです。
インデックス投資の期待リターンを考えますと、なんとか月5万円のラインを死守したいところです。
究極的には、VTもしくはVTIを購入し続け、配当金を再投資し続ければよいと思います。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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