来たる2018年、ついにJALグローバルクラブ(通称:JGC)のステータスの加入資格を得ることができました。
これで、JAL便に搭乗するときも胸を張って利用できますね!
そんな一勤務医がJALのサファイヤを得て、JGCに加入するまでの軌跡です。
JGCとは?
JALのホームページには、入会資格について下記のような記載があります。
1~12月の12カ月間にJALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便にJMBのマイル積算対象運賃でご搭乗いただくと積算される「FLY ON ポイント」が50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上、または50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ONポイント以上のご搭乗実績があること。
つまりはJAL便に何回も搭乗し、FLY ONポイントを5万ポイント貯めることによってその入会資格が得られるようになるのですね。
入会資格である5万FLY ONポイントを獲得すると、JALマイレージバンクのサファイヤのステータスととなりますから、サファイヤステータスを持ってしてJGCの入会資格を得ることができると言い換えることもできます。
ちょうど5万ポイントを達成した時の画面がこちら。
12/22で5万ポイントと74ポイントになるよう、10-11月ごろからは緻密な計算の上でJAL便に搭乗するように調整していました。
JGCを目指すようになったきっかけ
もともとANA・スターアライアンスユーザーであり、すでにANAのスーパーフライヤーズ会員(SFC)のステータスは所持していました。
SFCの会員資格をゲットしてからは、空港でのラウンジ利用などさせてもらっているのですが、なんとも使い勝手が良いんです。
一方で、空の旅が全てANAやスターアライアンス系で完結するかというとそういうわけでもありません。
便数の少ない地方路線であれば、羽田発着でも時間帯的にANAが選択しづらいことがありますし、国際線となるとANAが運行していない一方でJALだけが運行している路線もあります。
ハワイ路線は明らかにJALの方がANAよりも充実していますし、ワンワールドメンバーであるBritish Airwaysのある羽田 – ロンドン便もJALに軍配が上がります。
そんなわけでこれまでも(仕方なく)JAL便にお世話になることがしばしばあったのですが、せっかくなら上級会員のステータスを目指そうということでJGCに挑戦することになりました。
JGC会員資格ゲットまでの軌跡
ここでは、JGC会員資格である5万 FlyOnポイントを蓄積させるまでの経緯についてご紹介しましょう。
5万FLYONポイントの内訳
5万 FlyOnポイントの内訳は、おおよそ2万ポイントが国際線、3万ポイントが国内線といったところです。
2018年は国際学会と海外旅行でヨーロッパに行く機会がありました。
ヨーロッパの主要エアラインは概ねスターアライアンスなので、ANA・スタアラの方が利便性が高いのですが、がんばってJAL便+ワンワールドメンバーのBritish Airwaysで行ってきました。
ヨーロッパ便はどちらもエコノミークラスで利用しましたので、往復で1万ポイントといったところでしょうか。特に病院からお金の出る国際学会の場合は、そう簡単にはビジネスクラスなんて利用できませんからね…。
ざっくり北米・ヨーロッパ路線を往復すると、最安エコノミー運賃でも公式ホームページから予約する限りは7000-10000ポイントは加算されます。
長距離国際線を年に2回利用するのであれば、国内線と組み合わせて3万FLYONポイント、クリスタルまでは難なく達成できるでしょうか、5万ポイントを目指してみるのもアリかなと思います。
国内線では経済性よりもなるべくポイントの高い路線を選択
ポイントを稼ぐにあたっては、効率性重視とか経済性重視とかいろいろと方法があるかと思います。
私は土日でも仕事があったりしてそうそう回数を稼げないので、経済性は少々無視して、なるべく少ない搭乗回数で5万ポイントを達成できることを第一の目標に据えました。
国内の学会や研究会、セミナーなどでは極力ファーストクラスを利用するように心がけました。
例えば羽田-千歳間を往復し場合のFlyOnポイントですが、予約する運賃種別や選択する座席にしたがって下記の通りになります
座席種別・運賃種別 | FLYON ポイント |
普通席:先得割引 | 766 |
クラスJ:先得割引 | 868 |
ファーストクラス:先得割引 | 1276 |
ファーストクラス:普通運賃 | 1930 |
1回の搭乗でなるべく多くのFlyOnポイントを貯めようとするのであれば、ファーストクラスに普通運賃やビジネス運賃に搭乗するのがもっとも効率の良い手法というわけです。
実際に私は、地方に飛行機で行くような場合には可能な限りファーストクラスやクラスJを利用するように心がけていました。
といってもファーストクラスは主要路線だけですので、クラスJに乗ることが多かったわけですが…
ただしこの場合は経済性は犠牲にされます。
ファーストクラスを普通運賃で予約するとなると、どの路線でも最安運賃で楽々往復できるくらいの費用が必要なわけですが、そこには目を瞑るしかありません。
羽田-新千歳を例にとると、ファーストクラス普通運賃で往復してゲットできる3860 FLYONポイントを得るためには、普通席・先得割引でおおよそ2.5往復する必要が出てきます。
そんなに意味もなく飛行機に乗るのであれば、少ない回数でたくさんポイントを積み重ねていきましょうというのが、私のポリシーです。
搭乗回数を重ねるか、ポイントを積み重ねるか
JGCの入会資格を得るためには、上述の通り5万FLYONポイントか、50回以上搭乗することが必要条件になります。
つまりJAL修行僧にとって有名な伊丹-但馬空港などの短距離路線をせっせと搭乗することでもステータス獲得は可能です。
ただし上にも書いたように、私のなかでは無駄に時間を使って飛行機に乗るのはちょっと趣味に合いませんでした。
他の方のホームページをみていると、経済性を重視してFLYONポイントを蓄積していく手法を研究している方もいますが、経済性と時間効率性の両立は困難でしょう。
私の場合は最初から経済性を犠牲にしてなるべく時間を浪費しないでJGCの入会資格をゲットすることを考えていましたから、あまり50回の搭乗実績の方は頭にありませんでした。
とはいうものの、5万FLYONポイントを獲得した時点(うち2万は国際線)で搭乗回数はすでに37回ですから、単純計算で1搭乗あたり1350FLYONポイントとなります。
もしかしたら国内線オンリーでせっせと搭乗している限りは、5万FLYONポイントの達成よりも50回搭乗のハードルの方が早くにクリアできてしまうかもしれません。
12月ギリギリで5万FLYONポイント達成
12月の下旬になってギリギリで5万FLYONポイントを達成することができました。
といっても予期せぬトラブルで急に欠航が決定、惜しくも5万ポイントに届かず、なんて悲しいシナリオも考えられますから、日程には余裕を持って計算しておいた方が無難です。
私の場合もこれで今年のフライトがすべて終わりではなく、実はまだ12月の最終週にJAL便に搭乗する予定があります。
トラブルがあって5万ポイントが達成できなかった場合には、その便をアップグレードしてなんとか5万ポイントまで達成できるように保険はかけているつもりでした。
Source: 医者夫婦が語る日々のこと、医療のこと
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