大阪 住吉大社①第一本宮【人生の“第一義”とは】

その他

住吉大社の第一本宮は、境内の中央に位置する敷地の奥手にございます。

反橋(そりばし)を渡り、4つの本宮が配された境内に入りますと、もっとも正面に在るのが第三本宮(表筒男命(うわつつのおのみこと))で、そこから後方の、第二本宮、第一本宮へと続きます。いつもながら、非常に興味深い配置だと感じます。

様々な参拝順序はあるかと存じますが、わたくし自身は、もっぱら最初に、この第一本宮(底筒男命(そこつつのおのみこと))へお参りしております。

“初詣といえば すみよっさん(=住吉さん)”と言われるほど、年末年始は参拝客が多く、その分、年末になりますと早くもお賽銭を受けとめるエリアが、本宮の前にかなり広く設けられます。

お社からは少し離れてお参りする形になるのですが、今回は幸いにもそのエリアは無く、間近(本宮前)にて参拝することができ、思わず嬉しい出来事でした。

今回のメッセージは、第一本宮の御祭神より賜りました。威厳ある御言葉です。

どうぞご一読いただけますと幸いに存じます。

Rinokia

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「この世は“すべて”、そなた一人の為に在る(=存在する)ーーー

これは一体何を意味するか。

人類が辿りゆく道程ーーー (人間という)生命の、生きては死に、死してはまた生きる(=転生)を繰り返し、種(しゅ)を存続させ、(人類として)生き延びている。

この連綿たる様が、まさに“人類そのものである。

以後なお、この道程の絶えなき為に、人は、この世(=現象界)にてこそ命を投じ、めくるめく縁(えにし)を引き合い、今生(こんじょう)の役目(目的)を果たしてゆかねばならぬ。

それであるなら、神と、そして幾多の御霊より万感の念(想い)にて、地上に降ろされし(=送り出された)そなたは、なお一層、この世のあらゆるものを用い、“生きること”の様々な経験を得、(人間としての)深みと幅を充足させることが肝要なり。

人生に絶えず巡りくる諸々(人・出来事)も、皆、そなた一人の為に在りて、稀(まれ)なる機(機会・チャンス)、稀なる縁(えにし:巡り合わせ)が、しかるべく配されることをしかと心得よ。

ゆえに、これらを感謝の念をもって迎え(=感謝して受け入れ)、さらなる躍動(飛躍・活躍)の契機(=原動力)とすることぞ。

そして、自らが成す(おこなう)万事のその果て(=結果・成果)こそを、そなたの力によって、なお一層の“開花”(※人の役に立ったり、喜ばせたりすることです。)を現わさん(=現わそう)とすることを、よいか、人生の “第一義”とせよ。」

(次回、住吉大社② へ続きます。)

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Source: 神々からのメッセージ

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