『飲酒が原因のがんは4%』をどう見るか――。

少し前になるが、
こんな記事が新聞に載っていた

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  国際がん研究機関(IARC)*によると、

  2020年に
  世界で新たにがんと診断された症例のうち、

  “約4%にあたる74万例超が
  飲酒によるアルコールが原因”

  との推計を出した
  (全体の4分の3が男性)

  日本国内でも、
  飲酒に伴うとみられるがんは3万7600例

  これは同じく、約4%に相当する

  国・地域別では
  東アジア、中欧、東欧で比率が高く、
  中国やインド、アフリカの国々では
  アルコール消費量が増える傾向にあり、
  今後が懸念されるようだ

  また、昨年からの
  新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、
  がんと診断されていないケースもあり、
  実際には患者がもっと多い可能性がある

  ◎研究結果は、
   医学誌『ランセットオンコロジー』に発表

   ※国際がん研究機関(IARC)とは――

    世界保健機関(WHO)*の一機関で、
    発がん状況の監視や発がん原因の特定、
    発がん性物質のメカニズムの解明、
    発がん制御の科学的戦略の確立を目的として
    活動している機関
    (International Agency for Research Cancer)

   ※世界保健機関(WHO)とは――

    1948年4月7日、
    すべての人びとの健康を増進し保護するため、
    互いに他の国々と協力する目的で設立された期間
    (World Health Organization)

    本部は、スイス(ジュネーブ)

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ちなみにこの研究で、
飲酒が原因とされるがん種は、

  1位 食道がん
  2位 肝臓がん
  3位 乳がん

..だったようだ

ただ、この“4%”をどう見るか...

そして、このがんの原因

“飲酒”だけに特化できるのか...

  発表された医学誌は、もちろん見ていない

  見たところで、
  当然理解もできないだろう

  そもそもその医学誌、
  きっと日本語ではないはずだ

“がんのリスクファクター”には、
もちろん、“飲酒”が大きな部分を占める

  ○口腔
  ○咽頭
  ○食道
  ○肝臓

などがその部位である
(胃や大腸もいわれている)

直接アルコールが触れる部分は、
やはり刺激が関係しているようだ

乳がんのリスクの中にも、
“過度な飲酒”が入っている

ちなみに私は飲酒はしない

が、乳がんになった

なので私の乳がんは、
“アルコール”が原因ではないわけだ

塩分を摂りすぎない、
熱いものは少し冷ましてから食べる

食事は野菜をしっかり摂ってバランスよく、
適度な運動をする

ストレスをためない

たばこは吸わない...

など、
いわゆる“がん予防”とされていることは
気にしないよりはした方がいいに決まっている

少しでもリスクは遠ざけたい

が、乳がんのように、
エストロゲンが起因しているとなれば、
予防もできない

  初潮を遅めることもできなければ、
  身長が伸びないようにもできない

  子どもをたくさん産むことも現実として無理なら、
  授乳も同じく無理だ

   ※これらは、
    エストロゲンが原因と思われる、
    乳がんのリスクの一部

摂生してもがんになる

不摂生していても、がんにならない人もいる

「運」と言い切っていた専門家の話を聴いて、
妙に納得をしたことがある

それでも自分でできる予防は、
やった方がいいのは言わずもがな

がんが“生活習慣病”であるのなら尚のことだ

根詰めすぎず、
やり過ぎない程度にがん予防をするのが、
きっと精神的にもいいのだろう

“がん予防”がストレスになっては、
本末転倒である

予防が100%ではないのなら、
あとは検診

早くにみつけること

そして、
早いうちに適切な治療をすること――

これが、
がんから命を守る最善の方法だと思うのだ

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Source: りかこの乳がん体験記

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