やっぱりここに来て、原点回帰だ。
外に出よう!
一緒に歩こう!
コロナに負けるな!
昔、田舎の在宅を回って
患者さんと相撲をとっていた。
がっぷり四つで患者さんと
向き合うことから名付けられた。
ただの診察だけでなく、ADL評価・訓練をかねて、
そして、心の中を少しでも感じとるために
相撲をとったり、お出かけしたり、
遊んだり、一緒に散歩したりして
いろいろを感じ、診察・治療にあたってきた。
こんなコロナ禍で、
兵庫県もまた、緊急事態宣言が出る。
新型コロナ感染も、大事な病気で、
医療者のボクらは支えなければアカンのやけど、
他の病気で、在宅療養されてる方も、ほっとけない。
コロナ禍で、在宅患者さんも
やっぱり、随分とコロナ鬱。
昨日。独居がんターミナル高齢女性。
いつも以上にソワソワして、
もうなにもかもが嫌になって、
先生、お迎えハヨ来てほしいの。
と涙を流され話された。
ひとしきり泣かれた涙の時間は、
もちろんお付き合いしたのだが、
その後、世間話をしながら、
病気の話や最期の話、娘や孫の話、
先に逝かれたご主人の話や、
ご主人愛用のメモ帳や文具の話などなど、、、、
涙以上に、たくさんたくさん溢れ出た。
あ~こうやって、
ゆっくりお話しできたから、
少し落ち着いてきたわ。
みんな話しを聞いてほしい。
こんなコロナで、誰かと話をしていたい。
こんなコロナで、誰かと繋がって生きていたい。
繋がっていたい気持ちは、皆んなおんなじだ。
日々寂しく辛い想いと戦っておられ、
言葉は次から次へと溢れ出る。
そんな、リアリティ溢れた彼女の涙と言葉に触れ、
僕も心で涙が出た。顔には出さんようにしたけれど。
今度は、ノルキンポール持ってきますから、
一緒に歩きましょう!!!
恥ずかしいけどセンセとなら歩いてもいいわね。
そう言って玄関外まで送ってくれた彼女の顔は、
少し元気が出てきたように感じた。
相撲在宅ならぬノルキン在宅!始めちゃいますよ~。
早速、ポールケースにポール詰め込みました((笑))
皆さまのクリックのおかげで
ランキング第2位まできました。
ノルキン在宅本気です((笑))
実際、ノルキンどうだったか
またお話ししたいと思っています。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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