ファーストコールを医者が出るメリットとデメリット

医療機関

うちのクリニックは、

ザイタク患者さんからの電話は、

基本タナカ自身が出る。

 

在宅医療をされてるかかりつけ医は、

普通そうなのかもしれないが、、、

 

 

 

ボクがシャワーしてたり、トイレしてたり、

他の患者さんの対応していたり、等々以外は、

ほぼ全部の電話をタナカが対応する。

 

以前、レビーの母親の電話魔で混線し、

数回ご迷惑をおかけしたことがあって、

その後は、電話回線を増やし解決するようにした。

今も基本、タナカがファーストコールに応じている。

 

 

医者がファーストコールに出ることのメリット、

1番は、患者さんが何より安心できる。

2番は、急な場合の対応指示等がスムーズ。

3番は、訪問看護師さん等への指示も的確にできる。

 

医者がファーストコールに出ることのデメリット、

1番は、医者も人間、プライベートなことで迷惑をかけることがある。

2番は、24時間365日ずーっと緊張しているので、長持ちはしないかも、、、

3番は、これを維持するために、支えるスタッフに過重労働を強いてしまっている。

 

 

 

それでも、

 

医者がファーストコールに出ることは、

何よりも求められていると思っている。

 

 

これからも、この事を継続できるように、

クリニックみんなで、取り組んでいきたい。

 

 

今日は、このファーストコール対応のおかげで、

望まない救急搬送対応に、応じることができ、

あるザイタク患者さんのザイタク継続を死守できた。

 

「センセ、ありがとうね。今朝から大事やったけど、結局、

こうして、いつもと変わらずお家で、のんびりしてられたわ。

元通り、元通り、ワタシ、このままザイタクさせてよね~~~」

 

彼女は、ザイタクでのお一人様ピンコロを心から望んでおられる。

やっぱりファーストコールは、タナカがエエなあと思えた日曜日。

 

 

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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