肝臓がんに対する肝動注リザーバー療法ガイドライン

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

昨日は大学で研究の日でしたが、
肝臓がんの破裂の患者さまが
救急車で来られたので、緊急で治療をしました 

肝臓がんに対する
カテーテル治療を積極的に行っている
私、2代目ガンちゃん先生ですが・・・

最近の
日本全体の流れ、世界の流れからすると
カテーテル治療は
全身の抗癌剤治療に押され気味です

これは、様々な種類の全身抗癌剤が
肝臓がんで使える様になってきているからです

加えて、
カテーテル治療は
どうしても技術や経験が必要ですので、
一般化するのが難しいためです

特に、
カテーテルを体に留置(据え置く)する
肝動注化学療法(肝動注リザーバー療法)は
風前の灯火と言われてもおかしくない状況なのです

それを打開するために、
肝動注リザーバー療法ガイドラインというのが
昨年作成されました

私もそのガイドライン作成委員会に入る事ができましたので、
その作成に携わりました

そのガイドラインが
カテーテル治療を行う専門家が集まる
IVR学会のホームページに掲載されております

参考までに
リンクを貼っておきますね

肝動注リザーバー療法ガイドライン  ←クリックするとリンクに飛びます

肝動注リザーバー療法は
手技的には非常に難易度は高いのですが

特に岩本内科で行う
New FP療法に関しては、
進行肝臓がんに対して
他のどの治療よりも上回る成績を発表しています

そんな治療方法が駆逐される様なことは
患者さまにとって、あってはならない事なのです

どうしても、
技術的にも簡単で
みんながやりやすい治療に安易に流れてしまいますが、

患者さまにとって何がベストか
その為には、
難しいとか、大変とか、
・・関係ないのです・・

、、、と私は思います

全身の抗癌剤治療も決して悪い薬ではありません。
私の大学での研究は、これらの全身の抗癌剤の研究ですので、
人より深くこれらの薬剤の事も知っています

いかに、適切なタイミングで
どの治療方法を使うのか・・
それが一番大切だと私は思います

そう言う事が伝えられる人になりたいのですが・・・
まだまだです

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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