神の詩第四章一節 10

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神の詩第四章一節 10

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スリー・クリシュナ

「私はこの不滅のヨーガをヴィヴァスヴァット(太陽神)に伝え、ヴィヴァスヴァッ卜はこれをマヌ(人類の始祖)に説いた。マヌはこれをイクシュヴアーク(太陽王朝の初代の王)に語った。(一)」
続きます。

太陽礼拝は古代からありましたが、
現在ハタ・ヨガでもよく行われている
「太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)」
のアーサナ(ポーズ)が広く普及したのは、
比較的最近です。

近年の太陽礼拝スーリヤナマスカーラの原型を作ったのは、
西インドのアウンド藩王国の藩王
と言われています。

太陽礼拝は、
「現代ヨガの父」とも呼ばれるT・クリシュナマチャリア師によって継承されて、
心身鍛錬のためのヨガ体操を考案した際に、
その中に
太陽礼拝のアーサナも取り入れられました。

呼吸法を重要視したアーサナで構成されたものでした。

さらに、
クリシュナマチャリアの二人の弟子
B・K・S・アイアンガー師とK・パタビジョイス師によって
太陽礼拝のアーサナは
急速に普及していきました。

また
同時期に
シヴァナンダ師も太陽礼拝を取り入れています。

こうして太陽礼拝には、
いくつかのバリエーションが出来ています。

考案者である藩王の息子のアパ・パント氏は、
4歳の時に父から太陽礼拝を教えられ、
その内容を紹介した書
「Surya Namaskar:an Ancient Indian Exercise」
を1970年に出版しました。

その中で
「太陽礼拝を正しく意識的に行えば、純粋な愛や慈悲の気持ちが内側から湧いてくる。」
と述べています。

太陽礼拝は
基本7つのアーサナ
を組み合わせて行います。

その一連の動きは、
日の出から日没まで、
春から冬まで、
生まれてから死に至るまでと
一つのサイクルを象徴するものとなっています。

太陽のエクササイズは、
早朝の太陽光を浴びながら行うことがお勧めです。

ここで重要なのは、
イメージをしっかりと使うこと。

太陽の光が自分のすべて、
微細なエネルギー体にまで浸透していくイメージを持ちながら光を浴びる。

そこに集中することで、
自分の内側と外側の境界を消して、
一体化します。

これを繰り返すことで、
はじめて外に向かう行為が、
そのまま内に向かう行為になります。

もし、
それを意識して体験していなければ、
外に向かう行為は、
そのまま外へ向かうだけで終わり、
自分の中心から遠ざかったままになります。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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