大分 宇佐神宮の高台にあります本殿は、実は “上宮(じょうぐう)”と称し、こことは別の、少し下った神域に「下宮(げぐう)」がございます。
実際には、上宮に引き続き、下宮へもお参りすることが本式のようで、「下宮参らにゃ片参り」とされ、境内看板などでも両宮への参拝を勧めています。
上宮の境内を後にし、下り途中の摂社「若宮神社」の脇の石段を下がって歩きますと、じきに下宮へ着きます。
御祭神は上宮と同じく、八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后です。
上宮は “国家の神”として、一方の下宮は “民衆の神”として祀られるそうで、実際に境内の雰囲気もまたガラリと変わります。
さらに下宮は、御饌(みけ=神に供える食べ物)を司るとされ(=御炊宮(みけみや))、農業や一般産業の発展・充実をもたらす御神徳があるとのことです。
この度の上宮での神々からの御言葉が、わたくし自身もいつもながら有り難いと同時に、大変身につまされるものでもあり、少なからず心を重くしまして、そこからの、果たして下宮の神々からは一体どのような御言葉を賜るのだろうと、時折深呼吸して空を見上げつつ、下宮の一之御殿へ向かいました。
上宮とはまた打って変わって、木々のなかに佇(たたず)む、まさに静寂のお社(やしろ)です。
下宮では、上宮での御言葉をふまえ、本当に優しく労(いた)わるように、神々が丁寧に御話しくださいました。“優しさが身に染みる”というのはきっとこのようなことを言うのだと、つくづく感じました。
まるで寄り添うかのような慈しみ深い御姿は、“民衆の神”として古来より篤く信仰されていることを物語ります。
次回より下宮の御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
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Source: 神々からのメッセージ
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