まずは昨日の投稿を🙏
「産後のちょっとしたガス漏れ、軟便時の便漏れ」について①
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/56329986.html
今日は続きで、肛門機能を得意とする先生に相談したときのメモです🙆
【①関東某県の女性肛門科医】
※患者様にも優しく誠実で優秀なかわいい後輩ちゃんです。
■分娩時損傷は、損傷直後に肛門括約筋をしっかり縫合することが1番大事💨
※基本的には産婦人科の先生がします
■もし縫合されなかった場合、傷が開いてしまった場合→エコーで括約筋の損傷程度を確認して、括約筋縫合術を。
手術時期に関しては、1年は待つこと多い。
■便性コントロールなどの保存的治療は、直後から介入するが、
手術などの侵襲的治療は、神経障害を伴っている場合は括約筋が損傷していても、残った括約筋が働いて困らなくなる可能性もあるし、
括約筋損傷が軽度の場合は、手術をしなくても日常生活に困らなくなる可能性もあるので、1年待ってからの手術をお勧めしている。
■4度の裂傷の人は、陰部神経麻痺もあることが多いので、むしろ待った方がいいことも😌
■切れてたところは瘢痕化して固くなるが、残った括約筋が補ってくれるって感じ🙆
※巾着の一部が固定されてても、紐を縛れば、締まるみたいな✨
【②関西で昨年開業された先生】
■会陰裂傷後はもちろん早い方がいいが、会陰体形成術(括約筋形成のなかでも特殊な技術を必要とする)は日帰りでは出来ず、腰椎麻酔又は全身麻酔で行い、術後抗生剤やら鎮痛剤など必要。
→よって出産後は赤ちゃんも授乳中や離れられない方が多いので、授乳期が終わってからをおすすめ。
■会陰裂傷でも程度があり、産科で縫合されて治る程度なら問題ないが、3、4度会陰裂傷で何度も修復されるも、便漏や特に直腸膣瘻になった場合は、肛門科の専門家にかかるべき。
■括約筋不全には会陰体形成がお勧め。
他の施設では再発するので絶食期間が長かったり、人工肛門作ったり、薄筋皮弁をしたりとかなり侵襲があったり肉体的精神的にも大変な場合が多いです。
②の先生はインスタ&ブログもやってらっしゃいます!
https://mura-colopro.com/
他にも関東だと東京山手メディカルセンターや亀田総合病院も超有名です。
参考まで🍀
Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ
コメント