神の詩 第四章二十六節 3

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神の詩 第四章二十六節 3

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「聴覚などの感覚を自己制御という火に供物として捧げる者がいる。音などの感覚の対象を感覚という火に供物として捧げる者もいる。(二十六)」

この節での「火」のサンスクリット語agnisuが
複数形になっています。

これは
各感覚器官によって
制御する火、
つまり
制御方法がそれぞれ存在することを示しています。

この節で、
感覚器官の代表として
「聴覚」
を上げていることは、
人の聴覚は
五感の中でも見えないエネルギー世界、
内的世界の橋渡し役の代表格だからです。

霊的なものが視えなくても、
霊的な香りが嗅げなくても、

霊的な音は聴きやすいのです。

瞑想を始めてから、
まもなくすると
肉体の耳では聴こえない波動の「音」を
聴くことが出来るようになります。

この節で
聴覚を代表としたことは、
物質世界から霊的世界への移行を象徴しています。

続きます

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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