未だ解明されていない“非浸潤性乳管がん”。

  左乳房に3つのしこり

  病理の結果、がん細胞は2種類

   ・明細胞がん(クリアセル)
   ・非浸潤性乳管がん

これが私の乳がんの細胞

“明細胞がん”は珍しいがん細胞

乳がんの1~3%に見られるらしい

化学療法も放射線治療も
効果がないと言われている

“非浸潤性乳管がん”

いわゆる“非浸潤がん”

このタイプは乳がんの約20%

“ステージ0”とされ、
しこりをほとんど触れることはない

  私は1cmに満たないしこりだった

セオリーは全摘

理由は、
乳管内にがんが広がる性質を持っているから
 (温存する場合あり)

浸潤していないがんであることから、
理論上、“転移はしない”と考えられている

そのため、
“手術をすれば、ほぼ100治る”と言われている

そう、“理論上、転移はしない”――

が、どうだろう

実際は、何人もの人たちが転移し、
亡くなっているのだ

乳房のがんは小さく浸潤も認められない

が、

“目に見えない、
 検査をしても写し出されない微細ながん細胞は、
 すでに身体を巡っている”

...ということになる

術後療法をしない場合もあるようだが、
再発を考えると不安は拭えない

「“非浸潤がん”が
 “浸潤がん”になるわけじゃないよ」

と、昔、主治医に言われたことがある

が、私が読んだ書籍には、

『乳管内に留まっているがんが、
 やがて乳管を突き破り広がってゆく(浸潤する)』

と、書いてあった記憶があった

確かに、非浸潤がんを放置すれば
浸潤していくかどうかは、
実験をしてみなければわからない

そして、そんな実験は不可能だ

  ○トリプルネガティブ
  ○HER2
  ○エストロゲン受容体
  ○プロゲステロン受容体
  ○遺伝性乳がん

“乳がん”といっても様々なタイプがある

非浸潤性乳管がん、
明細胞がん(クリアセル)含め、
解明されているものはない

それは乳がんに限らず、
どの部位のがんでも同じだ

結局、“がん”は、
未だわからないことばかりなのだ

がんを知り尽くしたとき、
そこで初めて薬や治療法の開発が進むのだろう

そしてそれは、“完治への道”となる

がんと人間は、長い戦いだ

いつか本当に
がんのすべてを知ることができるのだろうか

簡単に治る治療

副作用のない薬――

そんな夢のようながん治療が...

   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から

 
Source: りかこの乳がん体験記

コメント

タイトルとURLをコピーしました