気温5℃
初夏めいた中に、まだ春が居座っている
そんな朝
空に広がっていたのは、
天候を崩す予告の雲
今日の午後は雷雨の予報だ
そして今日、とうとう．．．
いや、“ようやく”目標達成である
“走行距離、5000㎞”――
かかった年月、4年と8か月
かかりすぎである
少なくとも、
この5倍は漕がなければ．．．
それでも4年8か月、
一日も欠かさず漕いできた
体調が悪くても、
（“良いとき”の方が少ないが．．．）
どこかが痛くても、
新型コロナウイルスのワクチンの副反応で、
モデルナアームになっても（関係ないが）、
休まず漕いできた
一泊出かけることがあっても、
朝出かける前に漕ぎ、
翌日帰宅してから漕いだ
この2年半、
コロナで飲み会をすることはなくなったが、
おそらく深夜に帰って来ても漕いだと思う
そこには、
「ほんの数分でもいい。
続けることに、きっと意味がある」
と、訳のわからない確証を持っていた
それに、すでに、
「漕がなきゃ気持ちが悪い」
そんな域にも達していた
お蔭で、確実に体力はついた．．．と思う
それでも他人よりはまだまだ少ない体力
がんサロンまでの“心臓破りの坂”を
（きのうのブログ参照）
軽々上れるようになったのも、
きっとバイクを続けてきたからだと思う
なにより、
乳がん発覚前から続けていたボウリング
腋窩リンパ節郭清による腕のストレッチもそうだが、
（術後15年と4か月、
今でもストレッチは継続中）
バイクも、
“ボウリングのため”．．．
そう言った方が正しいかもしれない
生きる希望になっていたボウリング
いつも私のそばには“ボウリング”があった
だから私は頑張れた
が、まだ終わりではない
次の目標は、“10000㎞”
“今の倍の距離”と思うと、
気が遠くなりそうな年月だ
このバイクの表示は、4桁
“9999”を越えると、“０”に戻る
そのときは目標達成であり、
新たなスタートでもあるのだ
“目標”は、いつもその先にあるもの――
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Source: りかこの乳がん体験記
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