おはようございます。
当ブログで以前にも紹介していますのでご存知の方も多いと思いますが、SBI証券、楽天証券、マネックス証券では買付手数料が無料になる米国ETFが存在します。
3社共通してVT、VTI、VOOはラインナップされており、金融理論上「最強」に近い商品の買付手数料が無料というチート状態になっています。
我々個人投資家としては、この願ってもない有利な状況を活かすしかありません。
急激な円安の進行により外国株投資を躊躇してしまう方もいると思いますが、為替の先行きを読むことはできませんので、これらの反則商品をコツコツ積立投資をした方がよいでしょう。
VT、VTI、VOOの買付手数料が無料は反則級
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. ネット証券大手3社の全てでVT、VTI、VOOの買付手数料は無料
2. 金融理論上「最強」に近い商品の買付手数料がゼロなのは反則級
3. VT、VTI、VOOを買って分配金を再投資し続けるだけのゲーム
以下詳細を見ていきます。
1. ネット証券大手3社の全てでVT、VTI、VOOの買付手数料は無料
一昔前までは考えられなかったことですが、SBI証券、楽天証券、マネックス証券のネット証券大手3社は一部の米国ETFの買付手数料を無料にしています。
細かいラインナップは以下のそれぞれの証券会社のHPをご覧いただければよいですが、重要なことは3社共通でVT、VTI、VOOがラインナップされていることです。
全世界株および米国株の市場平均に連動するこの3つの商品は長期投資に最も適した商品であり、何度購入しても買付手数料ゼロというのは絶大なインパクトがあります。
2. 金融理論上「最強」に近い商品の買付手数料がゼロなのは反則級
米国株買い付けには通常約定代金の0.495%という手数料がかかります(最大で22ドルまで)。
1回1回の取引で支払う手数料は数ドル程度ですが、回数が積み重なれば馬鹿になりません。
一度に1000ドル分の株を購入した場合、約5ドルの手数料ということになりますが、今現在のレートですと約650円ですので意外に高いですよね。
VT、VTI、VOOなどの市場平均に連動するインデックスを対象とした金融商品は、金融理論上はほぼ最強に近い投資法です。
株価は必ずしも理論通りに動くわけではありませんので、ここ数年のリターンでVT、VTI、VOOを上回る株はいくらでも存在します。
しかし、リスク調整後のリターンを測る指標であるシャープ・レシオで比較した場合、投資効率性の意味でこれらの商品を上回ることは困難です。
これらの「金融理論上最強に近い商品」であれば、買付手数料がゼロでなくても購入したい方は山ほどいるはずですが、実際には最強の商品が買付手数料ゼロでさらに最強に磨きをかけているというチートな状況が発生しているわけです。
3. VT、VTI、VOOを買って分配金を再投資し続けるだけのゲーム
投資が趣味ではない大多数の一般人にとっては、「投資=VT、VTI、VOOを購入して分配金を再投資し続けるだけのゲーム」と捉えておけば十分でしょう。
その理由として、
・VT、VTI、VOOはリスク調整後のリターンが最強(投資効率が最もよい)
・買付手数料がゼロ
・経費率が0.03%〜0.07%と激安
などが挙げられます。
TwitterなどのSNSを見ていると、その時々で調子の良い銘柄が盛んに取り上げられますが、全く聞く耳を持つ必要はありません。
自分のよく理解できない銘柄を少しだけ購入して大きなリターンを狙う(そして大体うまくいかない)くらいならば、その分ポートフォリオ全体に占めるVT、VTI、VOOの保有割合を上げた方が理にかなっています。
まとめ
金融理論上最強に近いVT、VTI、VOOといった商品が、買付手数料ゼロでその強さに磨きをかけているというチートな状況が発生しています。
我々個人投資家としてはこの恵まれた投資環境を活かさない手はありません。
【前野・ウルド・浩太郎さんのバッタに関する爆笑本】
1. バッタを倒しにアフリカへ
「バッタに食べられるのが夢」という一般人からするとクレイジーな夢を持つ日本人バッタ研究者が、単身アフリカに乗り込みバッタ研究、バッタ退治をするという物語。
著者の前野さんの文章力が秀逸で、徹頭徹尾笑いっぱなしでした。
読書の醍醐味が味わえる最強の一冊!
2. 孤独なバッタが群れるとき
上の本はアフリカでの研究生活に関するエッセイに近いですが、こちらは著者のバッタ研究の研究成果を中心に書かれています。
若干内容が難しくなりますが、さすがの文章力で一般の方でもバッタに興味が持てるよう解説されています。
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