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「気」を出して健康に!

内科医
  私は漢方専門医ではありませんが,開業してから漢方薬の素晴らしさに魅了されてそれなりに独学で学び,日常診療で多用しています.  気血水の考え方で治療を行う漢方では,心身を巡るエネルギーのようなものを「気」と考えます.これは,元気,勇気などの「気」とほぼ同じことで,元気のない状態,エネルギーが足りないガス欠のような状態のことを「気虚」といいます.  こういう概念は西洋医学にはなく,例えば倦怠感を訴えて受診しても,血液検査やレントゲンなど様々な検査をしても異常が見つからなければ,原因不明とかストレスとか言われるだけで全く太刀打ち出来ず,挙げ句の果てには心療内科に送られたりするわけです.  しかし西洋医学的に原因が見つからなくても病気でないとは言えないわけで,これを東洋医学的に気虚と考え,「気」を充填するような方策を取れば対処できるかもしれません.  例えば,風邪が長引いてしんどそうにして来院される方はまさに気虚が多く,診察室に入って来る様子でそれがわかります.足取りが重く,目に生気がなく,声がボゾボソして,姿勢も悪くなっている.  聞けばもう2週間も風邪薬を飲んでいるなどと言われるのですが,こんな時期に,急性期に使うべき解熱鎮痛剤や総合感冒薬をダラダラのんだり,ましてや風邪には効かない抗生物質も飲んでいたり,しかも,体力をつ

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