≪私の記録 127≫ セカンドオピニオンへの思い。

    2008年4月19日(土)

乳がんに関しての書籍も、
やはり色々と呼んでみた方がいいようだ

今は、
複数の医者の意見を聞くことができる時代

複数の書籍を読むことは、
さしずめ、
“本のセカンドオピニオン”と
云ったところだろうか

手術も終わって、
すでに治療もはじまっているのに、

「今さら読んだって無意味」

そう思ったりもしたけれど、
一生つきあっていかなければならない病

ひと通り歩んできた道だから、
あえて“今”だから、
理解できることが多い

それに、“がん”という病に於いて、
支えを必要としているのはやはり“心”

ほかの乳がん体験者の話を知ることは、
私にとっても大きな力になる

と、同時に、
この類の書籍を読むということは、
自分が乳がんであるということ、

そしてこの病気から
一生逃れることはできないということを
再認識させられる嫌な瞬間でもある

いつ、なにが起きるかわからない
(それは誰でも同じ条件なんだけれど)

だから、

「乳がんであることを
 忘れちゃいけないんだ」

「意識が希薄になってはいけないんだ」

と、改めて突きつけられた気がした

乳がんの治療は日進月歩

5年前...
今となっては、もう6年前になるが、
もし当時なら、
まだしこりは1cmにも満たなかったけれど、

「温存できなかったかも...」

と、ふと思った

リンパ節も、すべて取ったかもしれない

ただ痛切に感じるのは、

「やはりこんな田舎では、
 高度な医療は受けられない」

ということ

「せめて札幌か旭川に行けば、
 自分が本当に納得できる治療が
 受けられたかも...」

と、無意味な後悔をしてしまう

いや、単なる戯言だ

そのときは、
それで納得して受けた手術だ

後遺症のない手術を受けた人や
きれいに形成・温存された人たちが
ちょっと羨ましいだけ

昔は全摘どころか
胸筋まで切除したことを思えば、
私なんて、とってもしあわせ者だ

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Source: りかこの乳がん体験記

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