「ああ、今夜の満月は
観られそうにないなぁ．．．」
と、空を仰ぐ朝
予報は曇り
一時、通り雨
きのうから
空には白い雲が垂れ込めている
そしてこの1か月、
いろいろと不調である
（そもそも長い間、
不調ではあるのだが．．．）
○不整脈
（もともと不整脈持ちだが、さらに）
○疲れ
（もともと疲れやすい体質だが、さらに）
○眠りの質が悪い
（もともと悪いが、さらに）
○倦怠感
（もともと倦怠感が強いが、さらに）
○浮腫み
（体重増と、それに伴って
術側である左腕や指がムチムチ）
○胃痛
極寒から脱出の春は、
そんな不具合をもたらすらしい
そんな中、とりわけ気になるのが
腋窩リンパ節郭清の痕
今朝はズキズキと、
これまでに感じたことのない、
強い痛みに見舞われた
リンパ節郭清の痕は、
季節の変わり目や寒い日、
冬は特に今でも痛くなる
最近はいつもより
つっぱり感やピリピリとした痛みを
感じていた
「手術からこんなに時間が経っていても
まだ痛むのか．．．」
と、少し衝撃の朝であった
この痛み、きっと、一生もの――
痛むたび、
“乳がん”という病の大きさを
思い知らされ、
手術の大変さも認識させられる
そして、
“その病と闘っている”という思い．．．
それは決して悲観的なことではなく、
そこに自分の強さを感じる
がんと闘っていくうち、強くなるよね
強くならなきゃ闘っていけない
“ひと”って、変わってゆける
あんなに泣いていたのに、
こうして立ち向かう勇気が
湧いてくるのだから――
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Source: りかこの乳がん体験記
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